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» 2014年11月20日 22時46分 UPDATE

ヤマハ、「VOCALOID 4」発表 うなるような歌声も可能に

「ケロケロボイス」みたいにできる機能も。

[山口登,ねとらぼ]

 ヤマハは、歌声合成技術の新版「VOCALOID 4」と、音声ライブラリ「VY1V4」「巡音ルカV4X」「結月ゆかり 穏」を発表しました。

ah_vocal1.jpgah_vocal2.jpgah_vocal3.jpg

 VOCALOID 4には、「グロウル」「ピッチスナップモード」「クロスシンセシス」といった新機能が搭載されます。

 「グロウル」は、声がかすれたりうなったようにする機能で、発表会のニコニコ生放送中継でデモンストレーションを聴いたユーザーからは「デスボイスみたい」「演歌向き」といった声が上がっていました。

 「ピッチスナップモード」は、VOCALOIDの声をいわゆる「ケロケロボイス」のように、機械のようにする機能。これまでのVOCALOIDでは自然な声になるよう自動調整されていましたが、あえてその自然な調子をやめて、VOCALOID単体でPerfumeのように機械的な声が作れます。

ah_01demonstration.png ピッチスナップのデモ

 「クロスシンセシス」は、2つのボイスをパラメータの設定だけで行き来させる機能。全体的にソフトな声を使っている曲でも、力を込める部分だけ別の歌声ライブラリに切り替える、といったことが可能になります(2つの歌声ライブラリのシンガーと言語が同じ場合に限り利用可能)。

ah_02demo_song.png VOCALOID4の機能を使ったデモソング

 「ピッチレンダリング機能」も新たに搭載。ピッチ(音の高さ)を可視化する機能で、音の高さやビブラートの掛かり方を、エディタ上のオレンジ・青色の線で確認することができます。

 発表会ではVOCALOID 4本体のほかに、新音声ライブラリとして、ヤマハからは「VY1V4」が、クリプトン・フューチャー・メディアからは巡音ルカの最新バージョンである「巡音ルカV4X」が、AHSからは既存VOCALOID2ライブラリのV4版と結月ゆかりの新ライブラリ「VOCALOID 4 結月ゆかり 穏」がそれぞれ発表されました。

ah_03lukav4x.png 巡音ルカV4X
ah_04yukari_on.png VOCALOID 4 結月ゆかり 穏

 また、「VOCALOID3 Megpoid」や「IA -ARIA ON THE PLANETES-」などのVOCALOID3用ライブラリも、VOCALOID 4 Editorに読み込んで利用が可能です(グロウルは4専用ライブラリのみ対応)。

 発売日(価格)は、VOCALOID 4 Editor・VOCALOID 4 Editor for Cubase・VY1V4が2014年12月下旬(オープンプライス)、巡音ルカV4Xが2015年2月(Web販売価格1万7280円)、結月ゆかり 穏が2015年第1四半期(価格未発表)となっています。

 パッケージ版が全国の楽器店・量販店で販売されるほか、ダウンロード版のVOCALOID 4 EditorとVY1V4がヤマハのボーカロイドストア、巡音ルカがクリプトン・フューチャー・メディアのサイトから購入可能です。

山口登

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