「おいでよ献血(公式)」Twitterアカウントが狂気に満ちていると話題に もちろん厚生労働省も日本赤十字社も無関係 ※追記あり

「けんけつちゃん」の公式アカウントではないので要注意。

» 2014年12月09日 15時33分 公開
[青柳美帆子,ねとらぼ]

 「おいでよ献血(公式)」と称するTwitterアカウントが12月5日に登場、ツイートが狂気に満ちていると話題になっています。「(公式)」と付いていますが、もちろん厚生労働省や日本赤十字社とは無関係のアカウントです。


画像

 「おいでよ献血(公式)」アカウントは、主に献血を求めるツイートをしています。しかし不謹慎・差別的な表現が多く見られ、批判も寄せられています。アイコン画像が厚生労働省の献血マスコットキャラクター「けんけつちゃん」であること、「(公式)」の文字などから、厚生労働省や日本赤十字社が公式に使用しているアカウントであると誤解した人もいます。

 念のため、厚生労働省の医薬食品局血液対策課献血推進係に問い合わせてみました。担当者によると、やはり当該アカウントと厚生労働省とは全くの無関係。また、「けんけつちゃん」や献血に関する広報用SNSアカウントを運用することは現在は考えておらず、厚生労働省の公式Twitterアカウントでお知らせをしていく予定とのことです。

 「なりすまし」と言いたいところですが、当該アカウントはあくまでもアイコンを「けんけつちゃん」にしているだけで、赤十字や厚生労働省と関係があるとは発言していません。また、プロフィール欄にも「源氏名けんけつちゃん」とあります。


画像 「おいでよ献血(公式)」アイコン

 担当者によると、「おいでよ献血」という企画やキャッチフレーズを公式に使用したことはないそうです。いったい「(公式)」とはなんの公式なのか、謎に包まれています。


追記

 その後「おいでよ献血(公式)」アカウントは「おいでよ献血」とアカウント名を変更し、プロフィール欄に「当アカウントは、厚生労働省 日本赤十字社等とは一切関係ありません」と追加しています。


追記2

 再度アカウント名が変更されて「おいでよ献血(公式)」に。ツイートでも「当アカウントは、『おいでよ献血』の公式アカウントであり、厚生労働省 日本赤十字社等とは一切関係ありません」と釈明していますが、アイコンやTOPの写真には引き続き、厚生労働省の「けんけつちゃん」の画像を使用しており、かなりグレーな「なりすまし」アカウントと言えそうです。


画像

追記3

 アカウントが消えたようです。


※埋め込みツイートも消えてしまったため一部画像に差し替えました


青柳美帆子


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」