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» 2015年01月09日 09時00分 UPDATE

抹茶ビールに抹茶のポテトサラダ! あれもこれもお茶尽くしのレストランでお茶を食べてきた

お茶は食べ物。

[朝井麻由美,ねとらぼ]

 調味料もお茶、ドレッシングもお茶、アイスもお茶、あれもお茶、これもお茶――メニューの何もかもにお茶が使われている“お茶レストラン”に行ってきた。正式名称は「GREEN TEA RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」。立地は東京の御茶ノ水と、これまたお茶っぽい場所だ。

 朝食タイム(午前6時30分〜)、ランチタイム(午前11時〜)、カフェタイム(午後2時〜)、ディナータイム(午後5時〜)があり、カフェタイムでは、専属スタッフ「茶バリエ」が、茶葉に合わせて適切な温度管理や抽出時間でお茶をいれてくれる。

ah_ocha1.JPGah_ocha2.JPG 店内にはさまざまな湯飲みが並べられているコーナーも

 そして、ディナータイムの、そこかしこにお茶の主張が見え隠れするメニューは必見! 中でも特に気になるものを食べてみた。

ah_ocha3.JPG 「抹茶ぽてとサラダ」(560円)

 まず最初に出てきたのは、緑色の何かがこんもり盛られたナニカ。これはお茶が練り込まれた「抹茶ぽてとサラダ」(560円)だ。食べてみるとれっきとしたポテトサラダだと分かる。口に入れた瞬間は、お茶っぽさはないが、後味がほんのりと抹茶風味。

 それぞれの料理でのこだわりポイントを聞いてみると、“お茶を混ぜるバランス”だとのこと。料理にお茶を入れすぎると、お茶の葉がノドに残り、後味に違和感が出るのだそう。どのメニューも、口の中でお茶っぽさを感じつつも、ちゃんとした料理として食べられるよう、計算して作られている。

ah_ocha4.JPG 「山形和牛サーロインと野菜の玉葱釜焼き」(980円)

 こちらは、抹茶味噌(みそ)のかかっている牛肉の料理。お味噌の甘みの中に、時折抹茶の苦味を感じる。

 この店ならではの調味料は、味噌のほかには「茶油」。茶葉を油に約2か月間浸けて作っている。あらゆる調味料とお茶を組み合わせて試した結果、最も相性が良かったのは油や味噌。しょうゆなどだと、しょうゆの味が強すぎて、お茶の味がかき消されてしまったのだそう。

ah_ocha5.JPG 「ほうじ茶で7日間寝かせたベーコン八方煮」(680円)

 一見してお茶料理だと分からないのが、「ほうじ茶で7日間寝かせたベーコン八方煮」(680円)だ。普通のお肉に見えるが、一口食べると、ほうじ茶の深い香りが口の中に広がる。

ah_ocha6.JPG 「1899 抹茶ビール」(720円)

 ここに来たら味わいたいのは、料理だけではない。「1899 抹茶ビール」(720円)もぜひとも試したい逸品だ。こちらは、ビールと抹茶と水を混ぜて作っているオリジナルのビールカクテル。味はほとんど普通のビールに近いものの、飲む瞬間にお茶の香りがふんわり広がる。

ah_ocha7.JPG 茶香炉
ah_ocha8.JPG デザートには「ほうじ茶アイス」(450円)がオススメ

 さらに、極め付けは茶香炉。料理から漂うお茶の香りだけでなく、香炉でお茶の香りをたくこともできるのだ。

 こうして、和牛サーロインに、ビールに、いかにも脂肪をたくわえそうなものをたらふく飲み食いしたわけだが、練り込まれているお茶の効果で不思議と体にいいものを摂取した気持ちになったのだった。どう見ても気持ちの問題とはいえ、お茶は偉大である。

朝井麻由美(@moyomoyomoyo):フリーライター・編集者・コラムニスト。ジャンルは、女子カルチャー/サブカルチャーなど。ROLa、日刊サイゾー、マイナビ、COLOR、ぐるなび、等コラム連載多数。一風変わったスポットに潜入&体験する体当たり取材が得意。近著に「ひとりっ子の頭ん中」(KADOKAWA中経出版)。構成書籍に「女子校ルール」(中経出版)。ゲーム音楽と人狼とコスプレが好き。


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