休んでる場合ですよ!? 日本初の休学に特化したサービス「Qコン」が登場 

休学をテーマにした学生のためのリアルな「溜まり場」を目指すとのこと。

» 2015年05月26日 20時55分 公開
[成瀬夏実ねとらぼ]

 2014年に文科省が発表したデータによると、大学(大学院 短大 専門学校含む)を休学している学生は6万7000人を超え、5年前の調査と比べて増加しています。かつての休学理由の大半は学費を稼ぐためと就職浪人のためでしたが、近年は海外留学やベンチャー企業でインターンシップとして社員さながらに働いたり、自ら起業するなど積極的な休学も増えているそうです。

 留学エージェント事業を展開しているNEXT IMPACTは今月、日本初をうたった休学に特化した学生向けコンサルティングサービス「Qコン(キュウコン)」を開始しました。

画像 Qコン

 Qコンでは、両親の説得や有意義な休学期間の過ごし方といった休学に際した問題解決コンサルティングサービスを行いつつ、休学している人や休学したい人にコミュニティを提供。

 NECT IMPACT代表の川本氏によれば、「学生の多くは大学生活だけでは自己の将来像を描くのに不十分で漠然とした不安を抱えたまま流されるように就職活動をスタートさせている。勢いで休学しようとしても悶々と日々を過ごしているケースがほとんど。いざ留学したとしても、帰ってきたらまた悶々とする。そんな時に人生を本気で語らい、経験を分かち合える仲間がいないのは色々不安だと思う。Qコンがそんな休学者たちにたくさんの仲間と知り合う場になればと思って作った」とのこと。

画像 こちらが溜まり場(公式サイトより)

 同社は実際に休学者たちが集まれる場として、東京・早稲田にビルを借り、メンバー向けに解放しています。会員になるとラウンジやセミナールームなどを無料で使うことができます。年会費は無料。このほか、休学中は海外留学やワーキングホリデー、インターンシップや海外旅行などのサポートを行い、休学後の学生には就職活動を支援するそうです。

 5月22日に開催された説明会には約20人が参加。休学しながらインターンシップや起業などで活動していた人もいたそうです。第2回説明会は6月2日午後7時から早稲田のQコンセミナールームで行われる予定です。

成瀬夏実

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