「刀剣乱舞」のイラストレーターがTwitterで謝罪 帯の結び方に指摘受け 

人気イラストレーターがTwitterアカウントを持ち、ユーザーと直接やりとりできる時代ならではの出来事か。

» 2015年06月16日 00時20分 公開
[ねとらぼ]

 ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」に関連するイラストをめぐって、台湾出身のイラストレーター・Izumiさんが6月15日、「本当に申し訳ございません」とTwitterで謝罪しました。

画像 IzumiさんのTwitter

 Izumiさんは、同ゲームに登場する「鶴丸国永」のキャラデザを担当。6月13日にゲーム内イベントのクリア記念(100階攻略)にイラストを投稿し、同キャラの初となる後ろの帯を披露。結び方について「カルタ結び」だと説明していました。

画像 鶴丸国永

画像 かっこいい

 カルタ結びとは江戸時代中期に流行したものですが、13日夕方にあるファンが「若衆、女性、小姓などが結んだ」「若衆とは衆道において性行為での受け手の役割をする側の少年」などと反応したツイートが話題に。その結果、Izumiさんが投稿イラストを削除、「性別問わず使えるから多分大丈夫だと思ってそのように描きました」「深刻の認識不足でそこまでマナー違反なことがあると思いませんでした。すぐに公式に修正させていただくとお願いしました」と謝罪する事態になりました。

画像 カルタ結び

画像 Twitterトレンド


 Izumiさんは今年3月にも一部ユーザーから「同キャラの顔がかわいくなりすぎてる」などと指摘を受けて謝罪したことがあります。そのせいか今回も「過激派に攻撃された」とする言説が飛び交っていましたが、ねとらぼ編集部では「Izumiさんが攻撃された」「炎上した」という事実は確認できていません。

 一方で、Izumiさんが謝罪したことに対して、「あまり気負わないでください」とフォローしたり、「『2205年』(同作の舞台設定)で全て殴り返せる」「空知先生が公式絵描きだったら(略)『その前に刀剣は人型にはなりません。もっとちゃんと勉強したまえ』で終わる」といった大喜利で盛り上がるファンの姿が目立っていました。

 今月上旬には「パズル&ドラゴンズ」でイラスト修正問題が勃発していましたが(関連記事)、人気イラストレーターがTwitterアカウントを持ち、ユーザーと直接やりとりできる時代には、ちょっとした配慮がより大事になりそうです。


鶴丸国永のイラスト

6月16日追記

 刀剣乱舞公式Twitterはこの件について、ゲームに実装されているイラストの差し替えを行う予定はなく、「刀剣乱舞絢爛図録」に収録される設定イラストも現状の帯の結び方のままで収録すると発表。イラストやキャラクター設定について直接イラストレーターに問い合わせないようあらためて呼びかけています。

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