実写映画「ちはやふる」主演は広瀬すず 2部作で2016年3月と4月に公開予定

公式サイトもオープン。

» 2015年06月24日 10時20分 公開
[ねとらぼ]

 マンガ「ちはやふる」(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)が実写映画化。二部作連続での公開が決定した。主人公・綾瀬千早は映画「海街diary」やドラマ「学校のカイダン」に出演した女優・広瀬すずさんが演じる。

ちはやふる 綾瀬千早役は広瀬すずさん

 「ちはやふる」は2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミックス累計発行部数1200万部(2015年6月現在。既刊27巻)を超える人気作。最新27巻で映画化されることを告知していた(関連記事)。

 “競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生達の友情・恋愛・成長が瑞々しくも熱い青春模様として描かれる。

 本作が映画初主演作品となる広瀬さんは家に百人一首があるくらい、家族全員で原作の大ファン。「原作の千早は、身長が高くロングヘアーで、自分とは違うイメージかなと不安もありましたが、いろいろな作品を演じていく中で自分にも千早のような熱い部分があると感じました。千早の熱をしっかり表現し、少しでも彼女のまっすぐさ、芯の強さに近づいていきたいと思います」とコメント。映画初主演ということはあまり意識せずに、キャストのみんなと同じ場所で、小泉監督がつくる「ちはやふる」の世界でイキイキと一番輝いている千早として生きられるように頑張りたいと意欲を燃やす。

 広瀬さんは6月24日にブログも更新。「原作をみて正直イメージが違う」と思ったが、「のびのびと熱く強くかっこよく生きてきたいなと思っております」「誰にも負けずに頑張ります」と撮影に臨んでいることを明かしている。

 真島太一役には映画「ビリギャル」「日々ロック」などに出演する野村周平さん。綿谷新役の真剣佑さんほか、上白石萌音さん、矢本悠馬さん、森永悠希さん、清水尋也さんらがメインキャストを務める。また、千早の永遠のライバル、最強のかるたクイーン・若宮詩暢役には松岡茉優さん、千早が通う瑞沢高校教諭役に松田美由紀さん、千早の百人一首の師匠・原田役に國村隼さんが決まっている。脚本・監督は「タイヨウのうた」や「カノジョは嘘を愛しすぎている」を手がけた小泉徳宏さん。

ちはやふる キャストはイメージどおり?

 公開は「ちはやふる 上の句」が2016年3月、「ちはやふる 下の句」が2016年4月を予定している。なお、7月1日発売「BE・LOVE」14号には原作者・末次由紀さんによる描き下ろしの映画キャスト似顔絵が掲載される。

ちはやふる 原作者からメッセージ

ストーリー

 煌めく青春時代に“情熱”を追い求め走り続ける千早、太一、新の、眩しいほどに一途な想いが交差する青春群像劇。

 綾瀬千早が小学生の時に出会った、綿谷新。彼は、千早に“自分の夢”という意味を教えてくれた人。新の「競技かるた」に懸ける情熱が色鮮やかに光って見えた。それは、千早の初恋だった……そんな矢先、家庭の事情で、引っ越してしまう新。離ればなれになってしまった新にもう一度会いたい。会って、「強くなったな」と言われたい。千早の想いが情熱に変わるとき、百人一首の世界の如く、世界が色づき始める。

 高校生になった千早は、“競技かるた部”を作り、全国大会を目指す。新に会いたい一心で。千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部創部を応援する幼馴染の真島太一。彼もまた、新に勝たなければ前に進む事が出来ないでいた……

 ―千早に自分の気持ちを伝えたい―

 千早、太一、新の情熱と淡い恋が交錯する、熱い夏が来る……


ちはやふる 公式サイトもオープン

(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社


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