2015/07/02 08:51（公開） 
ひらがなによるイメージの破壊力、無限大。
Twitterで突如「洋楽バンド名をひらがなにすると脱力感」タグが盛り上がりました。
トレンドに上がりました
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実はこのハッシュタグは昨年9月ごろに登場し盛り上がっていたのですが、ひらがなに書き換えるだけで参加できるためか、再び登場し盛り上がっているようです。企業公式アカウントも参戦。社内で聞いたらいろいろなバンド名が出てきたのでストップしてみたり、薬用せっけんミューズとMUSEなど商品名と同じバンドがいたりと、面白い展開に。確かに想像はできるんだけど、ずるい……！
島村楽器さん、社内で聞いたらそりゃえらいことになりまっせ……
薬用せっけんミューズ。商品名と同じ名前のバンド（MUSE）！ ずるいけど許す！
ソニーミュージック洋楽班さん、Pitbull出すのずるいー。（Pitbullは日本ではソニーミュージックから音源が発売されています）
KISSという派手なメイクでおなじみのハードロックバンドに至っては、若干大喜利っぽい展開になっているものもありました。書き方によっては魚になったり、きす＝キス＝接吻につながったり。ニホンゴムズカシイネ。
せっぷんじゃないよ。きっすだよ！
きすと書いちゃうと確かに魚ですね。鱚
洋楽バンドをひらがなにすると、ヒップホップを取り入れたミクスチャーバンドやプログレバンドもアニメやゲームの主題歌歌ってそうなバンドっぽくなってしまうようです。リンキンパークやキングクリムゾンなどがそうですね。
リンキンパーク。日常系ロリアニメのOPを歌ってそう
きんぐくりむぞんと書くと萌えゲーっぽい
ひらがなで書いて脱力感が増すものはどんなものか分析されている方もいました。短いもの、濁音や長音がないもの、他の何かに見えるものが、より脱力感高めの印象を与えるとのこと。確かにそうかも！
脱力感高めの言葉とは
ちなみに筆者はこのハッシュタグを通じて、「くいーん」という女装愛好家のための雑誌が実在していたという事実を知りました。1980年から2003年まで、隔月で発行された雑誌だったとのこと（Wikipediaより）。販売ルートは限られていたようですが……。
「くいーん」という名前の雑誌、2003年まで実在していたそう
ひらがなで書いてしまうと、ハードロックバンドもどこかほんわかな印象になってしまうので、ひらがなって実はすごい文字なのでは、と筆者は思います。ひらがな、もっとガンガン使っていこう！
ブラックサバス。オジー・オズボーンがいたハードロックバンドですが、ひらがなにすると脱力感……
節子、ずうとるびは笑点の座布団運びでおなじみ山田くんがいた日本のバンドや
（あまにょん）
