「新・のび太の日本誕生」公開決定 ギガゾンビ、土偶、神隠しの秘密etc... あのトラウマがよみがえる予感

色んな意味で泣いた映画でした。

» 2015年07月10日 18時52分 公開
[林健太ねとらぼ]

 2016年春、映画ドラえもんシリーズ36作目「新・のび太の日本誕生」が公開されることが明らかになりました。1989年に公開された「のび太の日本誕生」は、シリーズ歴代1位の動員数420万人という記録を持つ人気作。監督・脚本は、「新・のび太の大魔境」の八鍬新之介さんが手がけます。

新・のび太の日本誕生 「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」ロゴ
advertisement

 大ヒット作ということもあり、VHSやDVDなどで見たことがあるという人も多いのではないでしょうか? 1989年公開なので、今年30歳の人が4歳だった頃に公開された映画です。当時を懐かしみ、楽しみだという声が多いなか、ネットでは「トラウマがよみがえる……」といった声も。こわい話だったっけ? と思うかもしれませんが、実際、記者の姪っ子(4歳)も凍りついて涙ぐんでいました。

はっきり覚えている人多数
advertisement

 リリースのあらすじを紹介しつつ、ネタバレにならないよう作品の主要キャラクターを振り返ってみましょう。

「新・のび太の日本誕生」あらすじ

「決心したぞ!僕は家出する!!」

家でも学校でも叱られてばかりののび太は、家出をしようと思い立つが、どこに行っても持ち主のいない土地はないことを知る。そして、ドラえもん、しずか、ジャイアン、スネ夫もそれぞれの理由で家出を決心。みんなで行くところがなく途方に暮れていた。それならばいっそのことまだ誰も住んでいない太古の日本へ行こうと思い立ち、史上最大の家出へと出発することに! 7万年前の日本を舞台に大冒険が始まる!!

 基本的には太古の日本を舞台にした冒険活劇です。ただし、登場するキャラクターや話のなかに子どもが泣き出す内容を含んでいます。ヒントは当時発売されたビデオジャケット。

新・のび太の日本誕生 グーグル画像検索結果より

 のび太らの背後に、仮面のキャラクター・ギガゾンビがあやしい雰囲気を出しています。映画ポスター定番の構図どおり、こいつが敵役です。シリーズ中でもかなり凶悪なビジュアルではないでしょうか。

 また、目が光る土偶(ツチダマ)や、ドラえもんが語りだす「神隠し」の秘密など、シリアスでオカルトな要素が随所に散りばめられています。

advertisement

 全体的には他作品同様、子どもが楽しく見られて、大人もうるっと泣いてしまう冒険活劇ですが、うっすらと「なんかこわかった」と覚えている人も多いのではないでしょうか?

 2016年公開の「新・のび太の日本誕生」がどんな作品になるのか、ギガゾンビのビジュアルはマイルドになるのか、今から公開が楽しみですね。

新・のび太の日本誕生新・のび太の日本誕生新・のび太の日本誕生 過去にリリースされたビデオジャケット

 また、7月10日から神奈川県川崎市にある藤子・F・不二雄ミュージアムにて、原画展「のび太の日本誕生と時空の旅」が開催されています。期間は2016年6月末まで予定なので、映画公開を待ちつつ、ミュージアム限定グッズやカフェメニューを楽しんでみては?

新・のび太の日本誕生 「畑のレストラン オムシチューライス」

林健太

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/01/news049.jpg 一般家庭で暮らすワニ、“ご飯だよ”の合図を聞いた瞬間 400万再生の予想外すぎる顔に「温室育ちの純粋な目をしてて草」
  2. /nl/articles/2502/03/news057.jpg 「押すなよ、絶対に押すなよ」なポーズの猫ちゃん→次の瞬間…… 笑っちゃうほどの展開が200万再生「爆笑しました」
  3. /nl/articles/2502/02/news028.jpg 生後2カ月で迎えた保護たぬき、犬に囲まれて育ち5カ月後…… 見事な“オラオラ俺様モード”に「愛嬌の塊みたい」「可愛すぎて虜」
  4. /nl/articles/2502/03/news152.jpg 母「昔は男性からモテまくりだった」→娘は信じられなかったが…… 当時の“説得力ある姿”が260万再生「なんてこった!」【海外】
  5. /nl/articles/2501/31/news050.jpg 「許されると思ってんの?」 スマホのアラームを設定→翌朝…… “絶望の通知内容”が430万表示 「ほんとこれ」
  6. /nl/articles/2502/03/news157.jpg 「目を疑った」 “8割引”も……恵方巻の「大幅値引き」目撃相次ぐ 「予約購入は少数派」消費者との温度差も
  7. /nl/articles/2502/01/news047.jpg 【編み物】彼氏のために、緑と黄緑の毛糸を正方形に編んでつなげると…… 圧巻のおしゃれな大作完成に「息をのむほどすばらしいよ」
  8. /nl/articles/2502/03/news009.jpg 27歳女性がひとりで営む“おにぎり屋台”が話題沸騰中 必死にリヤカー引く姿に「なんだか泣けました」「見かけたら必ず買う!」400万再生
  9. /nl/articles/2502/03/news025.jpg 真冬なのに“様子がおかしい木”を発見→近付きよく見てみると…… まさかの正体が200万表示「初めてみた」「マジで存在するんだ」
  10. /nl/articles/2501/31/news164.jpg 妻「おはぎ教室行ってくる!」→持って帰ってきたものは…… 妻が作った“衝撃のおはぎ”が400万表示 「知ってるおはぎと違う」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議