オーストラリアで毛がもこもこすぎる羊を保護 命が危ないので毛刈り職人を急募 → まさかの国内チャンピオン登場

チャンピオン「遠くから羊の悲メェが聞こえてね」(アテレコ)

» 2015年09月02日 21時27分 公開
[黒木 貴啓ねとらぼ]

 9月2日(現地時間)にオーストラリア・キャンベラで、毛をもこもこに生やし過ぎた羊が保護されました。命に危険が及ぶほど毛が多かったため、救助した動物保護団体・RSPCA ACTが毛刈り職人をネットで急募したところ、毛刈り選手権の国内チャンピオンがその役目を引き受けてくれることに。熱い展開だ……! →続報:すっきりした! オーストラリアで保護されたもこもこすぎる羊の毛刈り完了

画像 保護された羊。何だこのもこもこお化けは!(RSPCA公式Facebookより

 ABCニュースによると、羊はRSPCA ACTのスタッフがキャンベラで発見。保護したのですが、定期的に刈られていなかったため毛が深刻な疾患をもたらすほど大量に生えていました。羊の写真をみると、頭の毛が目を覆うわ体が3倍くらいに膨らんでいるわ、もこもこしすぎてまるで別の生命体のよう。毛が重すぎるためか、この1匹を大人3人で運んでいる写真もありました。

画像 羊を3人がかりで運ぶスタッフたち。ふわふわした毛もこれだけあれば相当重いのかも(RSPCA ACTスタッフのTwitterより

 早急に刈らねばということで、RSPCA ACTはすぐに毛刈りできる人を求めてFacebookやTwitterで呼びかけます。するとユーザーも拡散したり候補者の電話番号を書き込んだりと協力し、約4時間後には請け負ってくれる人が決定しました。

 手を上げてくれたのはなんとオーストラリアの毛刈り選手権の優勝者・Ian Elkinsさん。肩書きだけで頼もしさ半端無いのですが、RSPCA ACTのFacebookには「界隈でもっとも間違いなく信頼できる毛刈り人だ」「彼はヤバイ。毛刈りで動物を本当に落ちつかせることができる」との彼の腕を保証するコメントも書き込まれ、とにかく羊をいい感じに刈ってくれそうです。

 Ianさんはすでにキャンベラに到着しており、3日朝に毛を刈るとのこと。RSPCA ACTのスタッフはTwitterで羊の現在のもこもこ姿を投稿し、「朗報です、毛刈り職人が見つかりました! 羊がどうなるかは明日みなさんにお見せします!」と宣言しています。ビフォーアフターにわくわく。

黒木貴啓


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」