「ヒルナンデス!」に出演したそば屋店長のエプロンから「ラブライブ!」東條希がチラ見してネット民ざわつく 真相を本人に聞く

果たして店長が着ていたのは「ラブライブ!」のTシャツで、彼はラブライバーだったのか、本人に聞いてみました。

» 2015年09月17日 14時36分 公開
[黒木 貴啓ねとらぼ]

 9月16日に日本テレビの番組「ヒルナンデス!」でとあるおそば屋さんが紹介されたところ、店長さんがエプロンの下に何気なくアニメ「ラブライブ!」のTシャツを着ていたことがネットのラブライバー(※ファンの総称)に発見されて話題になっています。

画像 この格好で女性タレントたちに料理を提供していたのですが……あれ、エプロンからチラ見してるの、μ’sじゃね?

 お店は東京・新大久保にある「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」。番組では「男だらけの繁盛店へ女子だけで行くとどうなる?」という企画で、そばつゆにラー油が入っている珍しい盛りそばを女性タレント4人が堪能します。登場した店長の男性は、そばを提供したりラー油の魅力を解説したりと、特に変なキャラを披露すること無くお店の紹介に徹し、終始楽しげな食レポが続くのでした。

画像 「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」Google検索結果

 しかしそばとラー油の珍しさ以上に、店長さんの服が気になってしまう視聴者が現れます。無地の黒いエプロンの下からちょこっとだけ見えている、「ラブライブ!」のキャラ・東條希の顔。この人、どう考えたって下に「ラブライブ!」の東條希のイラストTシャツ着ているのです。Twitterでは「ヒルナンデスに出てる蕎麦屋の店長東條希推しラブライバー」「ねえちょっとまってえwwwヒルナンデスでやってたお店の店員さんの服うwwww」と、気づいた視聴者が店長の正体はラブライバーじゃないかと突っ込みます。

画像 μ’sの東條希(「ラブライブ!」公式サイトより)

 いやでももしかするとたまたま親兄弟の服を着ちゃっていただけかもしれないし、彼が本当にラブライバーかどうかは定かではありません。確かめるべく、店長の喜田悠介さんに直接おうかがいしました。

画像 店長の喜田さん。収録当時に着ていた服装を再現してもらいました

――あの、収録で着てらしたのは「ラブライブ!」のTシャツですか?

はい、そうです。

――おおお! 単刀直入にお聞きします。ラブライバーですか? 

はい(笑) ただ好きになったのは半年前からとラブライバー歴は本当に浅く、先輩たちには頭が上がらないです。

――どうして「ラブライブ!」をお好きに。

秋葉原に「カレーは飲み物。」という当店の系列店があって、そこで勤めていたときに常連さんから勧められました。社内にもともと1人ラブライバーがいたので、まずはアニメを見て、彼と盛り上がってどんどん魅力にハマっていっているところです。

――推しはやっぱり……

東條希です。

――どこに惹かれました?

お母さん的なキャラクターがいいですね。

――わかります。高校生とは思えぬ母性。

そうなんですよ。あとあのかわいい見た目に、関西弁のギャップが好きでして。ほかのメンバーに比べまだ人気が低いようなので、応援したい気持ちも湧き上がりました。

画像 Tシャツの全貌。クロでした。

――その希ちゃんのTシャツを番組収録で着たと。

シャツは先日、友達のラブライバーから誕生日プレゼントでもらったものだったんです。汚したくないので営業中は着ませんが、収録当日は一張羅、勝負服のつもりで着させていただきました。

――ネットの反響はどうでしたか?

びっくりしています。「ラブライブ!」は好きなんですがまだライブには行けておらず、騒ぎになるほどの経験も知識もないので恐縮といいますか。仕事が落ち着いたらライブに行くなどステップアップしていくつもりなので、先輩のラブライバーさんたちからいろいろ教えていただければうれしいです。代わりにこちらは料理を通してなぜ蕎麦にラー油を入れるのかの理由を伝えていきます。

――なるほど。最後にこれだけは聞いてみたかったのですが、「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか」は、ラブライバーだからですか?

うーん、創業者が考えたことなので勝手なことは言えませんね(笑) そばつゆの甘味や塩味がラー油にコーティングされるなどいろいろありますが、食べていただければ理由が分かっていただけると自負しています。「ラブライブ!」との共通点は勉強してみます(笑)


 謙虚かつ公私に一線を引ける、めちゃくちゃ人の良いラブライバーさんでした。2010年に始まった「ラブライブ!」ですが、6月公開の劇場版も興行収入が25億5000万円を超えるなど、熱はまだまだ上がる一方。その人気を支えるラブライバーの群像劇が、そば屋でも、ひょっとするとあなたのすぐそばでも、今日も日本のいたるところで繰り広げられています。

黒木貴啓


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/21/news157.jpg 希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
  2. /nl/articles/2502/21/news132.jpg コストコで販売「生カキ」原因で体調不良か…… 全国で1万食自主回収「深くお詫び」
  3. /nl/articles/2501/30/news115.jpg コストコで人気「ヨーグルト」に大腸菌群陽性の可能性…… メーカーなど謝罪「深くお詫び」 5万8000個自主回収
  4. /nl/articles/2502/21/news073.jpg 「行かねば!!!!!」 マクドナルド、次回ハッピーセットを“におわせ”…… “最恐”のコラボに「まじかーーー!」「これはたのしみ」
  5. /nl/articles/2502/20/news148.jpg 鮮魚店で売れ残ったタコ、自宅に連れ帰ると産卵して天国へ→母タコの代わりに卵をお世話したら…… とんでもない瞬間に「泣けました」
  6. /nl/articles/2502/21/news042.jpg コロコロよりも楽? 床に落ちた髪の毛 → ノンストレスで掃除できる“まさかの裏技”が「素晴らしすぎ」「神!!」
  7. /nl/articles/2502/20/news011.jpg 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
  8. /nl/articles/2502/21/news145.jpg 「キスの会しよう」 華原朋美、高級接待した記者に“関係迫られる”トラブル 激怒の相手に5歳息子も怯え「あの人頭おかしいよ!」「ママやばい」
  9. /nl/articles/2502/21/news053.jpg 「助けて。息子がこれで幼稚園に行くってきかない」→まさかのアイテムに母困惑 「行かせましょう!」「控えめに言って最高」と反響
  10. /nl/articles/2502/21/news006.jpg 「3度見くらいした」 ハードオフに100円で売られていた“とんでもない掘り出し物”に仰天 「ガチでヤバい」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
  2. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  3. 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
  4. 雑草ボーボーの荒れ地に“牛3頭”を放牧→2週間後…… まさかの光景に「感動しました」「いい仕事してますねぇ~!!」
  5. “この子はきっと中型犬サイズ”と思っていたら……たった半年後とんでもない姿に 「笑わせてもらいました」
  6. 年の差21歳で「夫は娘の同級生」 “両親大激怒”で結婚は猛反発されるも……“まさかの行動”で説得
  7. 163センチ、63キロの女性が「武器はメイクしかない」と本気でメイクしたら…… 驚きの仕上がりに「やっば、、」「綺麗って声でた」
  8. サイゼリヤ、メニュー改定で“大人気商品”消える 「ショック」悲しみの声……“代わりの商品”は評価割れる
  9. ママが反抗期の娘に作った“おふざけ弁当”がギミックてんこ盛りの怪作で爆笑 娘「教室全員が見に来た」
  10. 「さすがに無神経な内容」 “暴言受けた”伊藤友里が降板発表→岡田紗佳の直後の投稿に批判の声 Mリーガーも反応
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議