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» 2015年11月05日 10時20分 UPDATE

福満しげゆきの代表作が実写化! 映画「ヒーローマニア-生活-」公開決定 東出昌大がヘタレ主人公に

2016年5月7日公開。

[ねとらぼ]

 漫画家・福満しげゆきの代表作「生活【完全版】」を実写映画化した「ヒーローマニア-生活-」が2016年5月7日に公開されます。監督はドラマ「ホリック〜xxxHOLiC〜」や映画「ソフトボーイ」の豊島圭介さん。

画像 (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会

 同作は、世間を批判的に見るうだつが上がらないフリーター・中津秀利が、とある出来事をきっかけに小さな社会悪を退治する自警団を結成し、仲間とともに少しずつ成長していく物語。

 主人公役には東出昌大さんが起用され、これまでにない“ヘタレでダメダメな青年”を等身大で見事に演じ切り、新たな境地へと踏み出しているとのこと。自警団のメンバーは、窪田正孝さん、小松菜奈さん、片岡鶴太郎さんが務めます。主要キャストのコメントは以下のとおり。

画像 原作漫画(C)福満しげゆき/講談社

東出昌大さん(中津秀利役)

 原作者の福満さんと原作ファンの監督、そして脚本家の継田さん、その3人の合作で、原作のエッセンスが抽出されている台本だなと思いました。こういうヘタレの役が初めてなので、「あ、こういう役に挑戦できるんだ」って思えて純粋に嬉しかったですね。共演した窪田さんは男らしく、職人気質にお芝居と向き合っていて、凄くかっこいい方だなという印象でした。小松さんはお芝居に対する向き合い方や現場での居住まい、芝居に集中する時ののめり込み方、どれをとっても真面目な方でした。また、登場人物4人の中におじさんが1人入っているというアンバランスさが、この原作の物語の面白さだと思うのですが、片岡さんが日下役を演じられ、保護者であり、本当の意味で真摯に見てくれる父であり、それでいて仲間でもあるといった、なんとも温かみのある人物になったと思います。人は社会の悪とかそういうものに憤りを感じたり、不平不満を感じたり、また、それを退治する妄想をすると思います。その妄想がそのまま映画になっていて、大事なところも勿論あり、ただバカバカしくぶっ飛んでいるところもある、そういう純粋性がこの映画の魅力だと思います。

窪田正孝さん(土志田誠役)

 人の心に眠っている、子供の頃に描いたヒーローだったり、勇気だったり、そういうものを思い出させてくれる台本だなと思いました。

 土志田は、引っ込み思案だし人と付き合うことがあまり得意ではない。でも武術に関してすごく努力家だったり、ある意味ストイックなんですよね。だからこそ、人と会話している時と、いざ戦うとなった時の差を出せればいいなと思って演じていました。

 主演の東出さんは、誰に対しても同じ姿勢ですごく素敵な役者さんだなと感じました。 小松さんは、いい意味でフワっとしている面とキリっとする瞬間があり、そういう二面性を現場で見させてもらいました。 片岡さんは、今回初めてご一緒させて頂いたのですが、アクションもご自身でやられていらして、魅力のある役者さんというのはこういう方をいうのだなと思いました。

 誰にでも守りたいものはあると思うし、守るものがあるからこそ人は強くなれると思います。たくさんアクションがあって、その中に人間ドラマがあるので、眠っていた心とか、忘れかけていた気持ちを映画をご覧になった方に思い出してもらえたら嬉しいです。

小松菜奈さん(寺沢カオリ役)

 監督はカオリを「普通の女子高生だけど、でもどこかやっぱり変わっていて、峰不二子みたいな」と仰っていました。現場ではすごく活き活きと自由に演じさせていただき、カオリを通してどんな風にみんなを笑わせようかなと考えるのが毎日とても楽しみでした。東出さんはイメージ通りで喋り方もおっとりされていて、とても気遣ってくださるし、天然で面白い方でした。窪田さんは明るくて、本当に優しくて笑顔が可愛いイメージです。片岡さんは全然飾ってなくて、いつも優しく話しかけていただきました。撮影をしていて4人でいるときは家族みたいに本当に居心地がよく、一緒に撮影するシーンはすごく温かくて楽しいなと思い、カオリと同じ気持ちになりました。監督が明るかったので現場は和気あいあいとした雰囲気で、チーム自体もみんな仲良く活き活きと撮影していましたね。そういう温かいチーム感が映画に出てればいいなと思います。

片岡鶴太郎さん(日下孝蔵役)

 台本を拝見し、日常と非日常との狭間の部分と、また私が演じる日下というおじさんの日常と、そして狂気になった時の瞬間が、直感的に非常に面白い作品だなというのを感じました。還暦になってのアクションは非常に嬉しいことで、楽しみで撮影に入ったのですが、もちろんその中で不安もありました。

 東出さんは、本当に嘘のないナイスガイという印象でした。窪田さんは非常に繊細な方ですよね。小松さんはもっともっと化けてくる今後が楽しみな女優さんです。監督からは、「この年の離れた青年、少女たちとの関係性は、お互いが心寄せ合う瞬間があって疑似家族を演じていたんじゃないか。だから、そういうお父さん的な役割でいてほしいんです」という話がありましたね。

 この映画は、現代人を象徴した世代の4人が代表して集まって、みんなそれぞれ抱えている鬱積したフラストレーションをバーンと爆発させてくれる、そういう爽快感が魅力の映画だと思います。

福満しげゆき先生

 僕はですねー、主演の方々に2秒ずつぐらい会いましたよ。東出君はでかくてカッコよかったですねー。本能的に「抱かれたい…」って思いましたねー。窪田君もでかかったですねー。本能的に「戦ったら…勝てない…」って思いましたねー。小松菜奈さんは「人生ゲーム」の車に刺すピンのように小柄で可憐な女性でしたねー。近くを通ったとき、編集者さんに「来ましたよ!見て!見て!」と言った自分に嫌悪感を抱きましたねー。

豊島圭介監督

<映画化にあたってのコメント>

 福満しげゆきさんの傑作マンガ『生活』をとうとう映画化することができました!性別も個性も異なるデコボコな四人組がチームを組んで腐った世の中に戦いを挑む。日本映画には珍しいアクション・コメディ・エンターテイメントです。子供のころワクワクしながら映画館に通ったあの気持ちを、観客の皆さんにお届けしたいと思ってます!

<撮影中のエピソード>

 映画のほとんどを浜松市で撮影しましたが「堂々市(どうどうし)」という架空のパンクな街を作るのに苦労しました。アーケード商店街、地下道、監禁室、大雨の中、などたくさんのアクションシーンをキャスト・スタッフくたくたになりながら撮りまくりました。大変な撮影が続いた毎日でしたが、東出くん、窪田くん、小松さん、鶴太郎さんの四人がまるで家族のように結束して、現場を乗り切ってくれました。

<主演・東出さんの印象やお仕事をされてみての感想>

 東出くんはもともと知っていたので、その愛すべき天然ぶりというか三の線のキャラクターはいつか作品に反映したいと思っていました。今回完璧にそれに成功しました(笑)。今回のテーマは、俳優部にいままでと全く違うイメージの役柄をやってもらうということ。あんな〇〇泥棒の窪田くんや、あんなぶっ飛んだキャラの小松さんや、あんな顔して戦う鶴太郎さんに、心底興奮しました。はやく観客の皆さんに彼らを見てほしくてたまりません!

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