宇佐駅の駅名標がアメリカ国旗なのはJR職員の遊び心から 担当者「狙っていきました」

宇佐→うさ→USA→アメリカ!

» 2016年02月26日 20時45分 公開
[ねとらぼ]

 九州を旅行中のSさがみさん(@super_sagami)が立ち寄った宇佐駅の駅名標が「どう見てもアメリカ国旗だし確信犯なんだよな」と話題だ。遠目で見ると……なるほど青と赤の配置がUSA。

宇佐駅駅名標がUSA アメリカ合衆国の国旗っぽい

 JR九州日豊本線の宇佐駅(大分県宇佐市)は「うさ」をアルファベットにすると「USA」となることから、訪れる旅行者が「ちょっとアメリカに立ち寄った」と話題にするのがある意味お約束となっている。駅名標の「うさ(USA)」の前で写真を撮影し、SNSに投稿する方もちらほら見受けられる。しかし、こんな絵柄があるとは聞いたことがなかった。

宇佐駅駅名標がUSA こちらが宇佐

宇佐駅駅名標がUSA こちらがUSA

 それもそのはず、新しい駅名標に変わったのは2016年1月中旬で、デザイン変更については特にどこにもアナウンスしていなかったんだとか。

 JR九州大分支社の担当者によると、安全面を考慮して宇佐駅のホームを20センチほどかさ上げする工事をした際、駅名標の高さの規定に合わなくなり、非電照化のついでもあって現在のものに変更したとのこと。

 せっかくだからと新しい駅名標に絵柄も入れようとデザインを建築部に依頼。4つほど候補があった中から満場一致で遠目から見るとアメリカ合衆国国旗に見えるものを選んだ。宇佐市にある宇佐神宮をモチーフに、神宮の屋根などで赤と白のストライプを、「八幡総本宮宇佐神宮」の文字で青地の星を表現した。デザインをひと目みた時から「狙っていきました」と担当者。

 駅名標は文字の書体などルールが決まっているが図柄については規定がなかった。大分支社エリア内でも前例がなかったため、できるだけ「遊び心を持とう」と採用したそうだ。狙っていった駅名標だったが、話題になり問い合わせがあったのは今回が初めてという。変更することは伝えていたがどう変わったのか知らなかった上司が、偶然宇佐駅を通過する際このデザインを目撃した際に説明したくらいと明かす。

 宇佐駅のような取り組みは今後も考えているという。宇佐駅のアメリカ合衆国の国旗っぽい駅名標は1番ホームと2番ホームの2カ所に設置されている。今後はこの駅名標の前での写真撮影が増えそうだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」