世界よ、これが日本のポップカルチャーだ! 「SUGOI JAPAN Award2016」に「ワンパンマン」「屍者の帝国」など

日本国民が「世界中の人々にも紹介したい!」作品が決定。

» 2016年03月23日 13時35分 公開
[はためく惑星ねとらぼ]

 世界に紹介したい日本のポップカルチャー作品を国民投票で選出する「SUGOI JAPAN Award2016」の結果が3月22日に発表され、「ワンパンマン」「四月は君の嘘」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」「屍者の帝国」がそれれぞれの部門で1位を獲得しました。

「SUGOI JAPAN Award2016」受賞者とゲスト 「世界中の人々にも紹介したい!」各部門の第1位が発表

「ワンパンマン」 マンガ部門第1位「ワンパンマン」

 マンガ部門第1位「ワンパンマン」(原作:ONE 漫画:村田雄介)は、2009年からONEさんのWebサイトで無料公開され、2012年から村田雄介さんの作画で集英社のWebマンガサイト「となりのヤングジャンプ」で連載開始。2014年に書店員を中心とした有志が選ぶ「マンガ大賞」では7位を獲得。2015年にはテレビアニメ化もされ、アニメは「VFX-JAPANアワード2016」でテレビ番組部門優秀賞を受賞しました。

「四月は君の嘘」 アニメ部門第1位「四月は君の嘘」

 アニメ部門第1位「四月は君の嘘」(原作:新川直司)は、講談社「月刊少年マガジン」で2011年から2015年にかけて連載された漫画原作のアニメ。制作はA-1 Pictures、監督はイシグロキョウヘイさん。フジテレビ「ノイタミナ」枠で2014年から2015年にかけて放送され、原作の終了に合わせてアニメも物語の完結まで描かれました。また、2016年9月には広瀬すずさん、山崎賢人さんのW主演で同原作の実写映画も公開予定です(関連記事)。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(著者:大森藤ノ イラスト:ヤスダスズヒト) ラノベ部門第1位「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」

 ラノベ部門第1位「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(著者:大森藤ノ イラスト:ヤスダスズヒト)は、SBクリエイティブのGA文庫から刊行されている作品。2014年に「第3回ラノベ好き書店員大賞」第1位を獲得し、2015年にはテレビアニメ化。米紙New York Timesが発表するベストセラーランキングでも上位に名を連ねるなど反響は国内外にも広がっています。

「屍者の帝国」(著者:伊藤計劃 円城塔) エンタメ小説部門第1位「屍者の帝国」

 エンタメ小説部門第1位「屍者の帝国」(著者:伊藤計劃 円城塔)は、河出書房新社の河出文庫から2012年に発行された長編SF小説。34歳で早世した伊藤さんが残した草稿を基に、伊藤さんと親交の深かった円城さんが後を引き継ぎ完成させました。「第33回日本SF大賞」特別賞、「第44回星雲賞」日本長編部門を受賞し、2015年には劇場アニメも公開されました。

 「SUGOI JAPAN Award2016」の投票は2015年11月16日から2016年1月3日まで公式サイト上で行われ、総投票数は6万5294票に。投票対象となった各部門それぞれ20作を「SUGOI 20(スゴイトウェンテイー)」として、海外メディアでの紹介や3月26日より開催される「AnimeJapan 2016」で展示するなど、さまざまな形で海外へ発信していく考えです。

(C) ONE・村田雄介/となりのヤングジャンプ・集英社
(C) 新川直司・講談社/「四月は君の嘘」製作委員会

関連キーワード

受賞 | ポップカルチャー | AnimeJapan


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」