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» 2016年06月16日 23時41分 UPDATE

これが次世代のアダルトコンテンツだ! 大反響の「アダルトVRフェスタ01」にVRの可能性を見た

大反響により一般入場が急きょ中止になるなどの騒動も。

[戸津弘貴,ねとらぼ]

 6月12日に東京・秋葉原のイベントスペース「AKIBAPOP:DOJO」にて開催された「アダルトVRフェスタ01」では、さまざまなVR技術が一堂に介し、アダルト向けVRコンテンツの展示が行われました。

 一般公開に先立ち、プレス向け公開が行われる時間に訪れましたが、開場15分前にはすでに4Fから1Fまで列ができている状態で、入場できたのは開場20分後でした。海外メディアも多く訪れており、特にアジア圏からの取材が目立ちました。



AVでは満足できなくなる? 最先端の“VRAV”を体感

 VRのAVコンテンツは、およそ180〜270度くらいの半球映像で、両目それぞれの映像を左右に並べた、いわゆる「サイドバイサイド」方式。実際に販売されているものは、15分程度で2ギガバイト前後のファイル容量があるということです。


アダルトVRフェスタ01 VRゴーグルは複数の人で共有するので、各自にゴーグル用のマスク(?)が配られました。これにより衛生的にVR体験ができます

 順番待ちをしている間、ディスプレイには体験者が実際に見ているVR映像が映っているのですが、体験前は「フッ、こんなものでAVとか甘いな。世の中にはもっとハッスルできるAVがあるじゃないか」と思っていました。ええ、そう思っていた時期もありました。体験するまでは。


アダルトVRフェスタ01 端からみるとカメラワークに乏しいぬるい映像に見えるのですが……

 Oculus Riftを装着して「では再生しますねー」という声とともに女優さんの顔が迫ってくると、「ちょwまwみんな見てる!」と思わず顔をそらしてしまいそうになりました。そう、普段のAV鑑賞では、PCやTVの画面から、数十センチ〜数メートル離れ、正座で観賞するのが一般的ですが、VRの場合、リアルに「本人目線」になってしまうのです。またカメラが固定されているため、おのずと相手主導で進められるシチュエーションが多いのですが、本当に体験しているかのような視界がそこに展開されており、かなりドキドキしました。


アダルトVRフェスタ01 顔が接するくらいの目の前に相手の顔があるような感覚にドギマギしてしまいます

 今回は体験できませんでしたが、VR映像とシンクロして振動する電動オナホールや、乳首刺激用のマッサージャーも展示されていました。マッサージャーはアタッチメントが複数用意されており、付け替えることで指先や舌先などの感覚が味わえるとのこと。


アダルトVRフェスタ01アダルトVRフェスタ01 VRAV組み合わせて使用する器具。映像に器具を動作させる信号が組み込まれており、映像に合わせて動作するのだそう

 さらにブース脇では、女優さんがカメラに向かってさまざなリアクションをしてくれるコーナーも。これもVRゴーグルをかぶるとカメラの視点になり、まるで女優さんが目の前にいるように感じられるのですが、ポイントはあらかじめ撮影された映像ではなく、リアルタイムで撮影されている映像を使っているところ。その場で女優さんに動きのリクエストもできるため、あらかじめ撮影された映像にはない、リアルタイムならではのドキドキ感が味わえました。


アダルトVRフェスタ01アダルトVRフェスタ01 カメラに向かって女優さんがキス。これをゴーグル越しに見ると右の映像のような感じ(イメージ)に

アダルトVRフェスタ01 カメラはGoProにワイドレンズを装着したものを使用しています


やっぱりVRの世界が最高? VRコンテンツの多様性に未来を見た

 さまざまなVRの可能性を体感できるサークル「IT芸社漢組」では、エロのために頑張れる「VR腹筋ローラー」と、年上のお姉さんに優しくしてもらえる「オネショタVR」が体験できました。


アダルトVRフェスタ01 普段なら取材でもやらない腹筋ローラーですが、みんな喜々としてやっています

 「VR腹筋ローラー」は、深夜の通販番組や雑誌の裏表紙で紹介されている、あの腹筋ローラーを頑張るためのVRコンテンツ。ローラーを前に進めると女の子のスカートが眼前に迫り、その状態で上を見上げるとスカートの中が丸見えに。「スカートの中を見たい」という欲望により、腹筋ローラーをいつもより頑張ることができる――というコンテンツです。


アダルトVRフェスタ01 見上げると、見える景色。このために無駄にローラーを頑張ってしまいます

 体験する前は2回くらいやれれば良いかなと思っていましたが、実際には4回もやってしまいました。最後には「背筋痛めるのでそれくらいにした方が良いですよ」と注意されるまでに。翌日は謎の筋肉痛で起き上がれない事態になってしまいました。


アダルトVRフェスタ01 さらによく見るために上体を反らすのですが、背筋が大変なことになっています

 運動の後は「オネショタVR」で癒しタイムです。本来であれば上下運動する器具(詳しい説明は自重)を装着するのですが、さすがに今回は映像のみの体験に。


アダルトVRフェスタ01 股間の器具がどのような働きをするかは各自ご想像ください……

 映像の内容についても詳しくは触れませんが、「自分が少年時代に戻り、お姉さんに優しくしてもらう」というシチュエーションなので、対象も大きめに見えるのがポイントです。このままずっと癒されたいなーと思っていたら「そろそろいいですかねー」と声がかかって終了。

 順番を待っている間は、皆なぜこんなに長時間体験してるんだ? と思っていましたが、そういうことだったのか! と納得しました。


アダルトVRフェスタ01 ずっとこのままでいたいと思ってしまう癒しの風景

 これぞVRギャルゲーともいえる「Irisちゃんとおうちで初H」は、いわゆる、部屋で女の子といちゃいちゃするゲームですが、VR化されることで、一層リアルさが増しました。


アダルトVRフェスタ01

 LeapMotion(手と指の動きを検知するデバイス)によって相手に触ることができ、触れた部位によって相手が恥ずかしがったり、押し倒したりすることもできてしまいます。会場では体験できませんでしたが、音声認識にも対応しており、呼びかけに応じた返事をしてくれるそうです。


アダルトVRフェスタ01

 残念ながら触覚のフィードバックがないので、触ろう触ろうとどんどん手を伸ばしてしまう人が続出。どれだけ手を伸ばしたかを検知してキャラに反応させたりするなどのフィードバック機能を検討しているということでした。


アダルトVRフェスタ01

 今回の会場でもっとも人だかりがあり、長蛇の列ができていたのが、サークル「VR JCC」による「なないちゃんとあそぼ!」でした。ビニールで膨らませた状態のドール(いわゆるエアーダッチ)にスマートフォンを装着し、その振動など、センサー情報を読み取って画面のキャラの動きに反映させるという仕組みです。


アダルトVRフェスタ01 第三者からみるとなかなかヒドイ絵面

 ドールを押し倒すと画面のキャラも押し倒され、ドールをうつぶせにひっくり返すとキャラもうつぶせに。もちろん、ドール相手にハッスルすると画面の中のキャラも反応するので、没入感が極めて高いのです。幸い、ボイスがまだ実装されていなかったのでなんとかギリギリのところで理性は保てましたが、もしもボイスが入っていたらきっと恐ろしいことになっていたことでしょう。


アダルトVRフェスタ01 リアルではアレですが、映像内ではかわいい女の子なので問題なし

 端から見た絵面はひどいものですが、体験者目線では、かわいい女の子といちゃいちゃハッスルしている状態。他人から見た状態と、体験者の感想がもっとも乖離(かいり)していたのがこのコンテンツだと思います。実物は単なるビニール製のドールですが、VRと組み合わせると一気にリアルに感じられるようになるのが不思議でした。


アダルトVRフェスタ01 ドールにはスマートフォンが仕込まれており、PCとローカルでワイヤレス接続されています

アダルトVRフェスタ01 ゴーグル装着者にはこのように見えています

 なお「なないちゃんとあそぼ!」は、今後ボイスを追加し、夏コミで正式に発売するそう。価格は2000円くらいを予定しているとのことです。



ARも負けてはいない

 現実とCGを重ね合わせる「AR(拡張現実)」の展示も注目を集めていました。VRシス暗黒卿さんの「触れる&咥えられるAR[クロマキーAR]」は、シリコン製のおっぱいや唇にCG映像を重ねることで、美少女のおっぱいをもんだり、自分の指を美少女にくわえてもらったりできるというもの。


アダルトVRフェスタ01

 シリコン製のパーツだけ見るとややグロテスクですが、Android端末を装着したVRゴーグルをかけると目の前に女の子が出現。クロマキー合成により、おっぱいはリアル、それ以外はCGといった具合に合成されており、まるで本当に美少女のおっぱいに触れているような感覚がありました。


アダルトVRフェスタ01アダルトVRフェスタ01アダルトVRフェスタ01 緑のプリントアウトがARマーカー。クロマキー合成のために緑系になっています

 会場は非常に混雑しており、各ブースを体験するにも30分以上待つのがざら。全部のブースを見終わって会場を後にすると4時間以上が経過していましたが、しかし、外ではさらにすごいことになっていたようです。

 一般開場前に既に300人以上もの待機列ができており、ついには警察が指導に入り列は解散、中止となってしまいました。会場入り口では、中止の案内とともに、8月にあらためて開催する旨を告知しており、来場した人が肩を落として帰っていく様子が見られました。

 ここまで人気になったのは、単なるスケベ心だけではなく、新しい技術の可能性を垣間見たいという好奇心によるところも大きかったのではないかと思いました。実際、技術としては既存の技術の組み合わせだったり、コンテンツのクオリティとしてはまだあと一歩と思われるようなものもありましたが、今このタイミングで体験できたというのは大いに意義があったと思います。


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