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» 2016年06月17日 14時30分 UPDATE

「『了解いたしました』は失礼なことばではない」 国語辞典編さん者が見解をTwitterで解説

「『了解いたしました』を相手が使っても怒らないであげて」とのこと。

[Kikka,ねとらぼ]

 国語辞典編さん者の飯間浩明さんが「『了解いたしました』は失礼なことばではない」との見解をTwitterで示し、2万3000件以上リツイートされるなど話題です。



 ことの発端は最近聞かれるようになった「了解いたしました」という表現が相手にとって失礼にあたるのではないか、という議論。「三省堂国語辞典」の編集委員なども務める飯間さんは以下のような見解を示しています。


了解いたしました 「了解いたしました」は正当な敬語にあたるとの解釈

「了解」ということばは失礼である―――と言われるようになったのはここ10年ほどのことです。誤解に基づくのですが、日本語関係の一般書で無責任にそう説明するものが増えました。(中略)丁寧かつへりくだった「いたしました」をつけて「了解いたしました」と言えば、何ら失礼ではなく、敬語として十分です。

 飯間さんは「自分の好まない表現を、あえて使う必要はありません。でも『了解いたしました』と言われて怒ったりしては、相手が可哀相です」ともつづっており、多くのTwitterユーザーから共感を得ているようです。

 しかし一方で「失礼でないのは分かるが、自分は使いにくい」「使わないほうが無難」といった意見もあるようです。



 そうした意見については「自分が使いたいかどうかは、問題の中心にしないでおきましょう。主張はごくシンプルで、『了解いたしました』を相手が使っても怒らないであげてということです」としています。

 言葉の意味合いやニュアンスが変わっていってしまうのは、時代の流れともいえます。自分のモノサシだけで言葉尻をとらえず、相手の真意を汲んであげられる人になりたいですね。


了解いたしました 国語辞典編さん者の飯間浩明さん

(画像提供:飯間浩明@IIMA_Hiroakiさん)


(Kikka)


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