科特隊メンバー、半世紀ぶりに集結! 「ウルトラマンフェスティバル」レジェンドナイトで
「誇りを感じる」と黒部さん、“中の人”の生シュワッチも登場。
東京・池袋のサンシャインシティ文化会館で行われている「ウルトラマンフェスティバル2016」に、今年放送開始から50年を迎えた「ウルトラマン」の科学特捜隊メンバー4人とウルトラマンのスーツアクターだった古谷敏さんら懐かしいメンバーが集結。ステージイベント「レジェンドナイト」が開催されました。ウルトラおじさん、感涙が止まりません!
ウルトラマンに変身するハヤタ隊員を演じた黒部進さん、紅一点・フジ・アキコ隊員役の桜井浩子さん、アラシ隊員役の毒蝮三太夫さん(放送当時は石井伊吉名義)、イデ隊員役の二瓶正也さん。ムラマツ・キャップ役の故・小林昭二さんを除くメンバー全員が公の場で一堂に会するのは、意外にも番組撮影時以来のこととか。プライベートでの交友はずっと続いていて、この日も顔を合わせた途端に子どものようなはしゃぎようでした。
黒部さんは「50年間継続してきたのはすごいこと。すごい作品を作ったんだなというのはいま見ても思ってます。たまたま今朝、孫と一緒に1話から4話まで見たんですが、素晴らしい作品だったんだなと感激していたところで、誇りを感じますね」と、ウルトラマンの偉大さをあらためてかみしめている様子。毒蝮さんも「年を経るごとにズドンと重さが伝わってきた気がする」と加えました。
度々話が脱線しながら当時の思い出を聞かれると、「カレーライスを食べるシーンでわざとNG出して、そうすると余計に食べられるから」と二瓶さん。
毒蝮さんは「当時よくあれだけ飛んだりはねたりできたなと。あと当時免許をとったばかりだったので、科特隊の車を運転できたのは楽しかったな。子どもたちがおれの家に押し寄せて『アラシ!アラシ!』ってシュプレヒコールをあげてたってこともあったね」と、放送当時の人気の凄さが伝わってくる逸話を披露。櫻井さんは「彼らは私を女性とは思ってないだろうと、そういう中でお仕事をさせてもらっていたので大変うれしく思っています」と振り返りました。
一方、ウルトラマンの“中の人”を演じていた古谷さんは、当時とほとんど変わらない体型で登場。往年のスペシウム光線のポーズを披露してくれました。
イベントでは、科特隊の4人と古谷さんのほか、第2話「侵略者を撃て」などを担当した飯島敏宏監督、現在放送中の「ウルトラマンオーブ」の田口清隆監督が登場。50年前の撮影秘話に花が咲きました。「ウルトラマンフェスティバル2016」は8月28日までとなっています。
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