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» 2016年10月04日 22時30分 UPDATE

激レアな野生の「双頭の蛇」見つかる 保護者「宝くじに当たるより難しい」

エサは1匹分で済むけど、頭が2つだからある一手間が必要。

[黒木 貴啓,ねとらぼ]

 世にも珍しい、1つの体に2つの頭を持つ野生のシマヘビが国内で発見されました。保護している爬虫・両生類専門店「MASTER OF DRAGON」(神奈川県横浜市)がSNSで写真や動画を公開し、別々に舌を出す2つの頭が好奇の目を集めています。本当にいるんだ、双頭の蛇って!

双頭の蛇 神話だけの生き物じゃなかった(画像提供:日野原創さん)

 店長の日野原創さんは、双子のヘビが卵の中で体だけ1つにくっついてしまった突然変異だと説明。大阪府内某所で生息していたらしく、第一発見者がSNSで里親を呼びかけていたのを偶然見つけて保護を名乗り出ました。

 「野生のツインヘッドのヘビが生きた姿で見つかるのは相当珍しいです。生まれるだけでもレアなのに、2つの頭が別の思考をするせいで動きも悪く、鳥といった天敵にも食べられやすい。発見できる確率は、海外雑誌で100万分の1とありましたが、宝くじに当たるよりも難しいのではないでしょうか」。やっていたアマチュアバンドが「ツーヘッド」という名前だったことからも縁を感じ、保護することにしたといいます。

双頭の蛇 エサを別々に食べる姿

 既に飼育し始めて3日目。食事の量は体が1つなので1匹分で済みますが、両の頭はどちらも食欲が湧いてくるため、1匹分のエサを2つに分けてそれぞれに食べさせます。「小さなフンも確認できたので、内臓が繋がって消化もできているみたいです。ちゃんと生きられる個体のようで一安心です」。

 販売予定は今のところなく、しばらくはお店で展示するそう。伝説の生き物としてイメージを持たれがちな“双頭の蛇”に、生で会えるチャンスです。

黒木貴啓


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