ツバ吐きパフォーマンスで親しまれた元プロレスラー・永源遙さん(70)死去 プロレス界から追悼の声続々

新聞紙でツバを防ぎたかったです……。ご冥福をお祈りします。

» 2016年11月29日 16時06分 公開
[モリソウイチロウねとらぼ]

 元プロレスラーの永源遙(えいげん・はるか)さんが11月28日に亡くなったと所属団体のプロレスリング・ノアが発表しました。70歳でした。全日本プロレス時代は「悪役商会」として会場を沸かせ、観客席に向けて放たれるツバ吐きパフォーマンスもお約束としてファンから愛されていました。

永源遙訃報 永源遙さんの訃報を伝える所属団体の公式サイト(画像はプロレスリング・ノア公式サイトから)

 この訃報を受け、グレート小鹿さんや高田延彦さん、永田裕志さん、小橋建太さんなどプロレス界から幅広く追悼の意が表明されています。先輩に当たるグレート小鹿さんはブログで、「逢えばお互いに健康には気を付けようなと励まして居たが残念で成らない」とつづったほか、高田さんは「長い間ご無沙汰していたが新弟子の頃よく声を掛けてもらったなあ」とかわいがってもらっていた思い出を明かし、永田さんは「色々ありがとうございました」と感謝を、小橋さんはつい3日前に「永源さん『元気か?仕事順調?』 僕『元気なのは永源さんだけですよ(笑)』」と会話を交わしたことに触れています。

 他に追悼ツイートを寄せているプロレスラーたちも、みな一様に突然の訃報に戸惑いを隠せないもよう。また、プロレスライターのターザン山本さんは「週刊プロレス」で永源遙さんの追悼大特集をやってほしいとツイートしています。

 現役引退後にはプロレスリング・ノアの取締役や相談役を務め、試合会場でもその姿が見られることの多かった永源さん。ノアは、ファンとのお別れの場として、12月2日後楽園ホール大会、12月3日ディファ有明大会で献花台の設置を発表。また、12月2日後楽園ホール大会で黙とう、10カウント弔鐘を鳴らし、故人の冥福をお祈りするとしています。

ノア会見 永源遙さんについての記者会見の様子(画像はプロレスリング・ノア公式サイトから)

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