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» 2017年02月23日 18時00分 UPDATE

戦前のアニメ作品を無償公開! アニメの歴史が分かるサイト「日本アニメーション映画クラシックス」オープン

英語字幕つきもあるのがうれしい。

[正しい倫理子,ねとらぼ]

 日本でアニメーション映画が誕生したとされる1917年から100周年となる2017年、日本の初期アニメーション作品のデジタルアーカイブサイト「日本アニメーション映画クラシックス」が公開されました


日本アニメーション映画クラシックス こんなぜいたくなサイトができるなんて!

 このサイトでは、東京国立近代美術館フィルムセンターが所蔵する初期アニメーションのフィルムをデジタル化して公開しており、サイト内で視聴できます。おとぎ話をアニメにしたものや、病気の予防を宣伝するためのもの、戦争プロパガンダ映画など、ジャンルはさまざまです。多くは普段見る機会の少ない無声映画なので、せりふを想像しながら見ても面白いですね。


日本アニメーション映画クラシックス 1933年の結核予防を訴える映画「結核豫防」より

 また、視聴だけでなく、一部の作品に関しては制作背景やデジタルアーカイブ化までの来歴・工程に関する詳しい解説が併記されています。

 例えば、現存最古の国産アニメーションである幸内純一「なまくら刀」(1917年)は、従来2分間のバージョンしか残っていないと見られていましたが、その後の調査で別のフィルムコレクションの中からタイトルの分からない映画のフィルムにつなぎ込まれる形で発見され、4分間のバージョンがそろったそうです。復元までの作業内容も書かれているのが興味深いところ。


日本アニメーション映画クラシックス 瞳がくるくると動くのが面白い「なまくら刀

 大藤信郎の年譜や作品を含む資料を公開している「大藤信郎記念館」や、初期のアニメーション作家のプロフィールなど、貴重なデータも収録されたぜいたくなサイトになっています。丸一日見ていても飽きない初期アニメーションの世界に、あなたも浸ってみてはいかがでしょうか?

正しい倫理子

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