メーカーもびっくりの発想力! 「軍艦プラモを画面に置くと海戦が再現できる映像」がアプリ化検討中

実現に期待です。

» 2017年03月09日 16時30分 公開
[マッハ・キショ松ねとらぼ]

 小型の軍艦プラモデルを、まるで海戦を繰り広げているかのように演出してくれる映像が「この発想はすごい!!」「かっこよすぎて鳥肌立ちまくり」と話題になっています。スマホなどの画面上にプラモデルを設置して、映像を動く背景として使うというアイデア。

動画が取得できませんでした
スマホの上で小さな軍艦が動いてるみたい!

 フジミ模型から販売されている1/3000サイズの軍艦に合わせて、波立つ海面や軍艦の後ろに白く残る航跡、砲撃の火炎などを再現した映像。スマホ画面上で小さな軍艦が戦っているように見え、ただのプラモデルとは思えない臨場感が出ています。「南洋」「日本近海」と海面にはバリエーションがあり、暗闇の中で行われている「夜戦」を表現したシーンも。

 投稿者の島田拓身さん(@ngshimada)は、アプリ化して「いろんな海戦の航跡を再現したら楽しそう」とコメントし、この映像が試作段階のものであることを明らかにしています。しかし、Twitter上では早くも驚きの声が殺到しており、「ミニチュアでシミュレーションバトル」「iPadなら艦隊が組めそう」とさっそく遊び方を考えている人たちも。フジミ模型にとっても意外な発想だったらしく「ただ作るだけでなく、このようなデジタル的楽しみ方があるとは」とブログで反応しています。


画像


画像画像


画像画像

 投稿者に話を伺ったところ、モデルグラフィック誌のライター経験があるカメラマン・井上アキラさん(@JET0220)と模型談義をしていたときに、このアイデアが誕生したとのこと。スマホのライトで照らしながら軍艦のプラモデルを見ているときに「いっそiPhoneに乗せたらどうだろう?」「下からライトが当たるのもきれいですね」という会話になり、そこから「これ、海の映像だったらいいよね」「航跡残ったり、砲煙出たりしたら最高」「夜戦したい」と盛り上がってしまい、実際に制作することになったのだそうです。

 動画には収録されていませんが、「中部太平洋の昼夜」「荒天の海(南洋)」などのバリエーションも用意しており、「雷撃戦」「対空戦闘」といったアニメーションパターンも開発中。今後、各種スマホ、タブレットの画面サイズに合わせた海面の映像が公開される予定です。ちなみに、1/144サイズの戦車に対応した映像にも着手しているそうですよ。

すでに公開されているデモ版

 砲撃のエフェクトを現物の模型に合わせる仕組みを作るためにアプリ化を検討していますが、開発コストの問題があり完成時期は未定。ですが、支援を得る、プログラミングを勉強して自作するなどの方向で前向きに考えているとのことで、実現が期待できそうです。

マッハ・キショ松

ツイート提供:島田拓身さん(@ngshimada


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」