真っ黒に焦げたプラグ つなぎっぱなしコンセントのトラッキング現象にご注意

この機会にコンセントをチェック!

» 2017年03月19日 12時40分 公開
[Kikkaねとらぼ]

 プラグとコンセントの間にホコリが蓄積し、湿気を帯びることが原因とされる漏電、「トラッキング現象」。その被害に見舞われた人が注意喚起のツイートを行っています。

 「異臭と煙で何かと思ったら、水槽用に長年つなぎっぱのプラグのこの姿」と真っ黒に焦げたプラグとコンセントの画像を投稿したのは漫画家のなるしまゆり(@YURINARUSHIMA)さん。

 被害状況について聞いてみると、「水槽の置いてあった部屋中に白い煙が充満していた」とのこと。しかし焦げた部分のコードが壁から少し離れていたことと、発煙からすぐにプラグを引き抜いたことにより大事には至りませんでした。


コンセントトラッキング現象 トラッキング現象を起こしたコンセント

 今回の事故の原因は「水槽」のプラグですが、国民生活センターも1996年から「観賞魚用水槽セット」に関する注意喚起を行っています。一般論として「電源コードがショートしたり、電源プラグ部分のトラッキング等の事故は、水槽セットに限らず他の電気製品でもみられる事故である」としつつ「水槽の場合は、水や塩分が、長時間差し込んだままの電源プラグの刃と刃の間のホコリに付着して、トラッキング現象が発生しやすい」としています。


コンセントトラッキング現象 国民生活センターの注意喚起(国民生活センターより)

 これらの対策については、水槽の水がかからないくらい高い位置に電源プラグを置くことや、高い位置にプラグがない場合は、水槽から離して設置することを「消費者へのアドバイス」として掲載。いずれの場合も、コード等が濡れないよう注意することとしています。また電源プラグはコンセントやマルチタップの間に隙間が生じないようしっかりと差し込み、たまったホコリ汚れは定期的に取り除きましょう。

 水槽以外にも、エアコンや扇風機、冷蔵庫などあらゆる電化製品で起こる可能性のある「トラッキング現象」。トラッキング対策が施されたプラグやコンセントも市販されていますので、これらを活用することも対策の一つとなりそうです。

画像提供:なるしまゆり(@YURINARUSHIMA)さん

(Kikka)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」