サモ・ハン20年ぶりの監督・主演作「おじいちゃんはデブゴン」5月公開! タイトル秘話を広報に聞いた

現役ばりばりじゃないですかー!

» 2017年04月06日 21時05分 公開
[福田瑠千代ねとらぼ]

 丸い体形からは予想できないキレッキレの動きで愛されてきた香港映画界のレジェンド、サモ・ハンが、20年ぶりの監督・主演作「おじいちゃんはデブゴン」を引っ提げて帰ってきました。

サモ・ハン20年ぶりの監督・主演作「おじいちゃんはデブゴン」5月公開! タイトル秘話を配給に聞いた おじいちゃんになってもかっこいい

 同作のサモ・ハンは軽い認知症をわずらったおじいさんの役。退役軍人として静かな生活を送っていましたが、中国マフィアとロシアン・マフィアの抗争に巻き込まれ、隣人の父娘を救うために立ち上がります。おじいちゃんになってもアクションはキレッキレ!

サモ・ハン20年ぶりの監督・主演作「おじいちゃんはデブゴン」5月公開! タイトル秘話を配給に聞いた この迫力

サモ・ハン20年ぶりの監督・主演作「おじいちゃんはデブゴン」5月公開! タイトル秘話を配給に聞いた キレッキレ!

 「おじいちゃんはデブゴン」という往年を思い起こさせるタイトルもすてきです。昨今は原題から懸け離れた邦題がバッシングの的になりがちですが、本作に関しては原題が「我的特工爺爺(おじいちゃんは特殊エージェント、といった意)」なので、本来の意味を尊重したものでもあります。ただしTwitterを見ると歓迎の声が上がっている一方で、中にはそもそも「なぜ『デブゴン』なの?」と素朴な疑問を抱いている人も。

 サモ・ハンといえば、ジャッキー・チェンやユン・ピョウと共演した「プロジェクトA」「スパルタンX」での活躍や、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」を本気でパロった「燃えよデブゴン」で監督・主演を務めたことで知られています。「燃えよデブゴン」ヒット後の主演作では、原題が全然違うタイトルでも「デブゴン」シリーズとして国内で流通。テレビでたびたび再放送されていたこともあり、一定以上の世代にはデブゴンの愛称ですっかり定着しているのです。

 サモ・ハンは現在作品PRのため、11年ぶりに来日中。4月6日には新宿武蔵野館にて、同作の舞台あいさつ付き上映も行われました。

サモ・ハン20年ぶりの監督・主演作「おじいちゃんはデブゴン」5月公開! タイトル秘話を配給に聞いた 日本のファンに手を振るサモ・ハン

サモ・ハン20年ぶりの監督・主演作「おじいちゃんはデブゴン」5月公開! タイトル秘話を配給に聞いた やっぱりオーラがあります

 タイトルについて映画広報に話を聞いてみたところ「サモ・ハンといえばアクションだけでなく、くすっと笑えるユーモアも忘れない人ですよね。そうした部分もあり、日本で定着している『デブゴン』はぴったりくるタイトルだと思っています。今回のタイトルはサモ・ハンさんご本人にも理解いただき、『すばらしい』と気に入っていただきました」と、邦題の裏話を語ってくれました。サモ・ハン公認タイトルだったんですね!

 「おじいちゃんはデブゴン」は新宿武蔵野館、シネマート心斎橋ほかにて5月27日ロードショー。また、サモ・ハンがアクション監督としてベニー・チャンと初めてタッグを組んだ「コール・オブ・ヒーローズ/武勇伝」も6月10日から上映予定です。

(C) 2016 Irresistible Alpha Limited, Edko Films Limited, Focus Films Limited, Good Friends Entertainment Sdn Bhd. All Rights Reserved.

関連キーワード

ドラゴン | 香港


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」