「フラッシュ撮影のせいでマグロが死んだ」誤情報拡散 美ら海水族館は「フラッシュ影響しない」
美ら海水族館に取材しました。
「美ら海水族館でフラッシュに反応したマグロが水槽に衝突して死んじゃった 皆フラッシュやめようね」――そんなツイートが動画と共に投稿され、2万回以上RTされています。ところが美ら海水族館の公式Webサイトを確認すると、「館内はフラッシュを使ってもかまいません」という記述が。マグロが衝突したのはフラッシュが原因ではなかった……? 美ら海水族館に聞いてみました。
美ら海水族館:フラッシュぐらいの光では影響ない
―― 「フラッシュのせいで――」というツイートが拡散されているのですが、マグロがフラッシュに驚いて水槽に衝突することはあるのでしょうか?
担当者 マグロはフラッシュぐらいの光では驚きません。そのためお客さまの撮影に対しても、そういった禁止事項は設けておりません。
―― とすると、マグロが水槽に衝突してしまった原因は何なのでしょう
担当者 まれに起こるケースではあるのですが、正直理由は分かっていません。考えられる原因としては、周囲の大きな魚に接触してしまい、驚いてしまったことなどでしょうか。しかし少なくとも光に驚いて、ということではないはずです。
―― ネット上ではフラッシュ撮影ができる理由として、「水槽内はマジックミラーのようになっていて、魚側からはお客さんが見えないようになっているからなのでは?」といった意見が見受けられるのですが、中から外側は見えるんですか
担当者 水槽はアクリル製で、マジックミラーのようにはなっていません。中からもお客さんの側が見えるようになっています。
―― 撮影に注意が必要な魚がいたら教えてください
担当者 例外的に、光に敏感な「ヒカリキンメダイ」といった発光生物の展示では、フラッシュでの撮影は禁止しています。あとはメディア取材で使用される業務用の照明はお断りする場合もございます。長時間強い光を与えると魚たちのストレスになりかねませんし、何が起こるか分からないということもありますので。
―― 水槽への衝突に関連して、美ら海水族館で他に注意されている点はありますか
担当者 イルカの妊娠後期や、出産直後のナイーブな時期は観覧制限などを設けています。あとは停電のときは、復旧時に魚達が驚かないようポンプをゆっくり再始動したりしています。
というわけで、美ら海水族館では基本的に周囲のお客さんに迷惑にならない程度であればフラッシュで撮影をしても問題がないとのことでした。なお、拡散されたツイートの投稿者は自身で動画を撮影していたわけではなく、Facebookで見つけた動画に言及していただけのようです。元の動画は2013年にYouTubeに投稿されていたものと思われ、そちらのコメント欄でも「フラッシュたいちゃだめって常識ちゃうん?」「同じ人間として恥ずかしい」「どうせ中国人の仕業だろマナー守れる人だけ日本に来い」といったコメントがずらり。
マグロが衝突し傷ついてしまったことは本当に残念ですが、フラッシュが原因というのは明らかな間違い。無用な誤解がこれ以上拡散されないことが望まれます。
追加取材しました(5月5日更新)
マグロのフラッシュ撮影ってやっぱり良くないの? 近大水産研究所所長に聞いてみた
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