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» 2017年05月17日 20時02分 UPDATE

【緊急】「ど根性ガエルの娘」18話がヤバイ 作者がアレしてたり、出版事情のアレが見えて……

15話はネット中が騒然となりましたが、実はその後もかなりヤバかった。

[たまごまご,アオシマ書店]
アオシマ書店


 先日公開されたばかりの『ど根性ガエルの娘』最新話、18話がやばい。見たほうがはやいので、先に読んでください。




 『ど根性ガエル』の作者・吉沢やすみの娘、大月悠祐子が描く、自分たちの家族崩壊の話。1巻は「つらい過去があったけど、家族は再生してきたよね」的な空気で描かれていた(これはこれで面白い)。ところが15話で「という理想を、父がへそを曲げないように、編集さんが喜ぶように描いていた」と暴露。公開された時、ヤングアニマルDensiのサイトが落ちるくらいの騒ぎになった。「エッセイマンガ」としての今までの事実を、ひっくり返してしまったのだ。

 その時の様子はこちら。

 16話、17話もやばかった。特に17話では、父・吉沢やすみが2016年7月に脳卒中で倒れていたこと(15話で初公開の話)、その頃週5で麻雀を打っていたシフト表まで描かれている。ギャンブル中毒で家庭を崩壊させた父親は、なんにも治ってなんかいなかった。

 18話で、2つの初出しの話題がぶちこまれる。2013年2月16日。大月悠祐子の飛び降り自殺未遂。『ど根性ガエルの娘』2話では、父の吉沢やすみが自殺をうっすら考えビルに登った後、怖くなって降りたシーンがある。それを描いたのは、彼女が自殺未遂をした後だ。

 もう1つ、2015年11月、アスキーで連載していた時の話。一巻が出た後も連載していたのに二巻が出ない、という妙な状態がしばらく続いていた。その理由と、ヤングアニマルDensiに移った時の事実を、全部18話で暴露。ファンは「どうりで」とTwitterで反応。「僕は……ッ『ど根性ガエルの娘』を……ッ、売りたかったです……!」と泣きながら電話してくる編集に対しての、作者の白けた顔が怖い。アスキーの人に怒られるんじゃないの、と余計な心配をしてしまうが、ここまできたら怒られても作者はやめないだろう。

 このマンガ、時系列がめちゃくちゃにシャッフルされている。どういう順番なのか全然分からない部分も多い。そもそも整理整頓して、エンタテイメント性を持たせる作品じゃないのだ。リアルタイムの出来事、幼いころの話、引きこもり時代の話、狂ってしまった母とのぶつかりあい、大人になってからの諍(いさか)い。順に並べる余裕なんて無い、と言わんばかりにぶちまける。これは作者の、現在進行系の戦いの記録だ。ぜひともリアルタイムで話を追ってみてほしい。

 話題になった15話は、6月29日発売の3巻に収録される。


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