現実社会ちほーはツライのだ…… 「けもフレ」アライさんがアルバイトする漫画が切なくて胸にくる
明日からがんばろう。
アニメ「けものフレンズ」に登場するキャラクター、アライさんがアルバイトをする漫画が話題になっています。現実社会ちほーはツライことでいっぱいなのだ……。
同作中では“フレンズ”と呼ばれる動物が女の子に擬人化したキャラクターが登場しますが、アライさんはアライグマのフレンズで、語尾に「なのだ」が付くのが特徴です。そんなアライさんが現実のコンビニでアルバイトを始めた結果、「ありがとうございましたなのだ」という接客時の言葉遣いを店長から注意されてしまう日々に。
そんな環境のためか、もともとのドヤ顔が似合う“つり目”から、切ないほどの“たれ目”になってしまうアライさん。「ご、ごめんなさいなのだ…」と謝るも「それがいらないの! 何でできないかな!?」と厳しく指導され、再び「ごめんなさいなのだーーー!!」と涙ながらに謝る姿に、こちらもいたたまれない気持ちになります……。
その後何度か怒られたであろうアライさんの元に、交代のため出勤してきたヘラジカのフレンズが登場。「アライグマだって一生懸命やってるんだ」と強そうな睨みを利かせつつ店長の攻撃を抑えてくれます。これにはアライさんも「ありがとうなのだ」とホッとした様子を見せますが、次のヘラジカの言葉「今月で辞めるし」に絶望の顔を浮かべるアライさんなのでした……。なにこれ、つらすぎるよ!
そして次のシーンでは、間もなくバイトをクビになったアライさんが独り草原で体育座りする様子が。次のバイト先を探さないとと焦るも「でもまた次も同じ失敗を繰り返しそうで怖いのだ…」と、落ちていく気持ちに押しつぶされ、下唇をかむもこらえきずあふれる涙。
これに「困難は群れで分け合え」「でしょアライさん」という台詞で現れたのは、アニメの主人公のかばんちゃん。「そんな顔アライさんに似合わないですよ」と笑顔で話しかけるかばんちゃんは、小さい会社を立ち上げたとしてアライさんを誘いに来たのでした。
「でも…でもアライさんは何もできないのだ…!」と自分を卑下するアライさんに、そんなことないと「アライさんにしか出来ない仕事なんです」と頼むかばんちゃん。この言葉を受けたアライさんは、あふれそうになる涙をこらえては拭いて元のつり目になり、「よーし!! アライさんにおまかせなのだ〜〜〜〜!!」と息巻くのでした。よかった……アライさんが元気になってほんとうによかった……!
投稿したのは同人サークル「パンズバンち」で活動中のパン(@panzuban)さん。「けものフレンズ」のアニメ放送時から同作の4コマ漫画を描いており、5月末からは以前よりネット上で“ツライさん”と呼ばれていた今回のたれ目版アライさんの漫画「ツライさんシリーズ」を投稿していました。
Twitterではこの一連のアライさん漫画に「感動したのだ……」「泣いた」といった声が多く寄せられ、「少し前向きになれた」「勇気付けられました」といった声も。けものフレンズを知らない人からも反響の声が上がる人気となっています。
画像提供:@panzubanさん
(宮原れい)
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まさに痺れるような音。
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