カフェ・ベローチェが納涼イベントを開催 -7度のアイスコーヒーを研究するうちに店内で怪談を提供する不思議な企画へ

実証実験で、アイスコーヒーも怖い話も体表温度を下げることが判明した結果だそうです。

» 2017年07月11日 21時29分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 カフェ・ベローチェが納涼イベント「霊感研究室」を7月17日から8月31日まで開催。いかにして利用客に涼しさを提供するか研究した結果、冷たい飲み物と怖い話をサービスすることになったそうです。確かにどっちも涼しくなりそうだけど、どういう経緯でそうなった。


特設サイト 特設サイトにはドキリとする仕掛けも

動画が取得できませんでした
実験の様子

 研究当初はさまざまな冷たい飲み物による冷感効果を実験。氷点下でも液体が凍りにくい「過冷却現象」を利用した、-7度の「氷点下アイスコーヒー」で体表温度を平均0.5度下げることに成功しました。しかしコスト面で折り合わず、同案はいったん保留となり、飲み物の摂取量を増やすことで体温を下げる代案が浮上。期間中の真夏日にはアイスコーヒーとアイスティーの、MからLへのサイズアップが無料になるキャンペーンを実施することになりました。


氷点下アイスコーヒー氷点下アイスコーヒー キンキンに冷えた氷点下アイスコーヒー。実験だけで終わるわけではなく、商品化を検討中だそうです

サイズアップ サイズアップ無料キャンペーンは、前日17時時点の気象庁予報で、最高気温が30度以上と予想された日・地域で実施

 その一方で、古来からの涼みかた「怖い話」にも着目。被験者に怪談を聞かせる実証実験で、体表温度を平均0.3度下げる効果が認められたそうです。


怪談 怪談を聞かせる実験中

グラフ さまざまな実験による冷感効果の比較。氷点下アイスコーヒーも怖い話も、同程度の効果がみられる

 実験結果を受けて、店内で怖い話を提供することも決定。無料で配布される「怪談札」のQRコードをスマートフォンで読み取ることで、怪談を視聴できます。語り手も稲川淳二さん、山口綾子さん、怪談社の上間月貴さん・糸柳寿昭さん、ファンキー中村さんとそうそうたる顔ぶれ。全7話を週替わりで体験できます。


怪談札 毎週異なる怪談札を店内で配布

稲川淳二山口綾子怪談社ファンキー中村 語り手の面々(稲川淳二さん/山口綾子さん/怪談社の2人/ファンキー中村さん)


(沓澤真二)


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