「お姉ちゃん」につい頼ってしまう育児の難しさ 母親を支える長女の大変さに気付いたという漫画に共感集まる

どれだけしっかり者でも、他の兄妹と同じ子ども。【※追記】

» 2017年07月20日 19時00分 公開
[マッハ・キショ松ねとらぼ]

 4人の育児に追われるなか、母親を支え続ける長女の健気な頑張りに気付いたという漫画が、Twitter上で話題になっています。「お姉ちゃん」であることが期待されてしまうつらさ、それについ頼ってしまう親側の難しさなどに共感が集まっているもよう。

 投稿者は今年1月に双子の女の子を出産し、一男三女の兄妹を育てているお母さん。長女は姉御肌のしっかり者で「親としてもいろいろな面でかなり頼っている現状」だといいます。小学2年生ながら家事をこなしてしまう器用さ、面倒見の良さで、育児に忙殺される母親を支えているようです。

 しかし、0歳の双子を両腕に抱えながら、4兄妹と一緒に移動しているとき、長女と同い年の友達が抱っこされているのを見て、長女の大変さにふと気付いたとのこと。一番年上の子どもとして家族をサポートすることを「勝手に当たり前なんて勘違いしてた」そうです。

 そこで「しんどいよね 眠いよね やのにママ助けてくれてありがとう」と謝ったところ、「ママが助かるって言ってくれるのうれしいから!」と長女。これまでの長女に対する態度を後悔すると同時に、子どもに「ありがとう」「頑張ったね」と伝えることが大切だと思うようになったそうです。

 この漫画にTwitterユーザーから「わが家も長女に頼りっぱなし」「自分も長女で、兄妹の世話や家事手伝いを任されていて『自分だけ愛されていないのでは?』と感じていた」といったコメントが。他の兄妹と同じ子どもであることを忘れてしまい、つい頼りきってしまう家庭は多いようです。育児って難しいなあ……。

【追記:2017年7月22日 当初ツイート紹介について許諾いただいていましたが、作者本人より「反響が大きく、心ない声も出てきたためやはり削除してほしい」との希望があり、画像およびツイート埋め込みを削除いたしました】

マッハ・キショ松


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