恐竜と重装備の動物が戦ったらどっちが勝つのか 「Beast Battle Simulator」で試したらカオスしかなかった

限られた予算内で動物を集めて戦う、チャレンジモードのゲーム性がけっこうアツい。

» 2017年08月26日 13時00分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 動物や恐竜が入り乱れて戦うPC向けシミュレーター「Beast Battle Simulator」が、Steamの早期アクセスに登場しました(定価980円、執筆時セール価格882円)。なぜか動物たちが搭載された大砲やガトリングガンをぶっ放す、トレーラーのカオスっぷりにハートをつかまれたので、早速購入して遊んでみました。

※残酷な表現があるので、苦手なかたはご注意ください。


ALT 動物vs恐竜、ファイッ!

 基本的にゲームではなく、自動で戦う動物たちを眺めるソフト。「サンドボックスモード」では、12種類のフィールドを選び動物たちを自由に配置できます。まずは収録されている動物22種類と、恐竜10種類でチームを分けて戦わせてみました。結果は、個々のポテンシャルに優れる恐竜チームの勝利。動物チームは大半が草食ですし、仕方ないですね。


動物チーム ライオンやゾウ、ダチョウやイヌなど、大小22種類がそろう動物チーム

恐竜チーム 対する恐竜チームは、ティラノサウルスを筆頭に戦闘力に秀でる10種類。なお、配置数に制限はなさそうでしたが、試しにゾウをたくさん置いてみたところ、600頭あたりでソフトが強制終了したので、PCのスペックに制限されると思われます

激突 開戦するなり、侵略されていく動物たち。数だけじゃ勝てないか……

 しかしトレーラーにもあるように、動物たちに重火器を積んで武装することもできます。そこで、先ほど負けた動物チームに、火炎放射器や大砲などを与え武装させてみました。さらに前線には固定砲台まで設置。動物と恐竜の間に砲弾が飛び交う壮絶なカオスバトルの末、動物チームに軍配が上がりました。まあ、そこまですればねえ……。


武装 1匹につき3つまでの武器を装備可能。動物チームに圧倒的なハンディキャップを与えてみました

銃撃 無数の火線が恐竜を襲う

乱戦 乱戦の末に動物チームが勝利。自由にもほどがある

1対多 試しに完全武装のティラノサウルスへロバ85頭を仕向けてみたら、数の暴力でロバが勝ちました

 バトルシミュレーターとはいえ、ちょっと殺伐としすぎでは……と思ったら、フィールドのなかに3種類のサッカー場が。これらを選ぶとルールが変わり、3点先取のサッカーで平和的に競うことになります。試してみると、連携などまるで考えずボールに集まる動物たち。もみあううちに死傷者が出て、全然平和的になりませんでした。


キックオフ むしろバスケのジャンプボールのようなキックオフ

タックル AIがサッカーをよく知らないようで、動物たちはひたすらボールへ殺到。結局乱闘めいた試合になってしまいました

 「ブタの群れに武器を与えてティラノサウルスを撃破」「草食動物だけで肉食動物を倒す」といった30種類のお題に挑む、ゲーム性のある「チャレンジモード」も用意されています。定められた予算の範囲内で陣容を整えなければならないので、一点豪華主義で強い動物を用意するか、数で押すかといったやりくりが楽しい。


ブタ対T-REX 18匹のブタで1頭のティラノサウルスに挑むシナリオ。このままではまず勝てないので、限られた予算で武器を買って強化します

砲撃 撃ち〜かた〜始め〜!

逆襲 ティラノサウルスの逆襲。ぎゃあああ

勝利 最後に生き残った1匹のブタが、火炎放射でティラノサウルスを炎上させ勝利

 ただ動物たちを配置して戦況を眺めるだけではすぐに飽きそうなところですが、チャレンジモードはけっこう歯ごたえがあり、しばらく楽しめそうです。お題によっては動物1体を操作することも可能で、TPS(三人称視点のシューティング)のように遊ぶこともできます。ときには肉体が欠損するなど表現が刺激的で、人を選ぶ作品ではありますが、何をやっても大体シュールな絵面が見られるので個人的には好きです。


対ペンギン ツンドラでの対ペンギン軍団戦。ステゴサウルスに火炎放射器を積み、自分で操作して戦ってみました

ステゴザウルス ヒャッハーしようと思ったら、氷に足をとられうまく操作できず大苦戦。ペンギンあなどりがたし


(沓澤真二)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  2. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  3. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  4. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  5. 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
  6. 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
  7. 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
  8. 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
  9. 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
  10. 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  2. パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
  3. “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
  4. 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
  5. 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
  6. 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
  7. 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
  8. “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
  9. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
  10. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」