Jリーグ公式「ジーコおじさんの子ども電話相談室」公開 終盤に巻誠一郎くんや柳沢敦くんからの相談も寄せられる
胸が熱くなるメンバーだな……。
YouTubeのJリーグ公式チャンネルで、「ジーコおじさんの子ども電話相談室」が公開されました。8月10日〜17日まで来日していたジーコ氏が、子どもたちからのサッカーに関する相談に答えるというものです。
ジーコ氏は、ブラジル出身の元サッカー選手。現地での引退後に来日し、鹿島アントラーズに所属していました。その圧倒的な実力から“サッカーの神様”と称されるなどの活躍を見せ、日本での現役引退後もワールドカップ日本代表の監督を務めるなど、日本サッカー界と深く関わり続けました。
そんなジーコ氏による「子ども電話相談室」では、小学生たちから「なぜ日本でサッカーをしようと思ったんですか」「足が遅いことが理由でレギュラーに入れません」といった相談が寄せられます。これらの相談に、ジーコ氏は優しく、ときに厳しく回答していくのでありました。
何人かの子どもたちからの質問に答えていくと、後半にやけに声の低い子どもからの電話が。相談者の名前は「まきせいいちろう」くん、プロ15年生……って元日本代表の巻選手やないかーい! これにはジーコ選手も「オゥ、マキィ!」と驚いた様子。
巻選手は2005年、ジーコ氏からサプライズ的に日本代表に初選出され、記者団からどよめきが起きました。現在はJ2のロアッソ熊本に所属しています。そんな巻選手からは、「長く現役を続けられた秘訣やモチベーションと、引退を決めた理由を聞きたい」という相談が。37歳と現役選手としては高齢になってきた、ベテラン選手ならではの質問です。
この相談にジーコ氏が「37歳でも情熱を失わず、現役でやっていられるのは本当に幸せなこと」「自分が引退したのはけがの影響が大きかった」「経験を生かし周りを生かして自分も生きていく」といったアドバイスを送ると、巻選手は「自分がイメージしていたこととすごく近いことをアドバイスいただいたので、確信を持てました」と返答して相談は終わったのでありました。
そして最後の相談者は、「やなぎさわあつし」くん、コーチ3年生。ってまたか! 元日本代表、「柳沢敦」氏やんけ! 同じく2005年にジーコから日本代表に選ばれました。現在はジーコ氏と同じ古巣である鹿島アントラーズでコーチを務めています。
そんな柳沢氏からは、「今私も指導者なので、ジーコさんが選手を指導するうえで心掛けている大切なことってありますか」という質問。ジーコ氏は「12歳くらいまでは子どもたちがサッカーを好きになるようにメンタルを、13歳から16歳くらいは基本的なスキルを、16歳以上にはプロとしてどういう戦術を植え付けていくのかを教える」と具体的なアドバイスを送りました。
また、逆にジーコ氏から柳沢氏に「いろいろヤナギに関わったけど、どうだった?」と質問が。すると柳沢氏は、ドイツのワールドカップのクロアチア戦でのシュートミス(急にボールが来たので、いわゆる「QBK」)の件について「ドイツのワールドカップが終わってから会えていなかったし、話もできていなかったので、この場を借りて謝りたい気持ちがあります」とコメント。
ジーコ氏は、「いや、謝ることは何もないよ。ああいうことは、サッカーには付き物だから」「そこまで成長してくれて本当にうれしく思っているよ」「ヤナギが身をもって体験したことを、直接若い選手に伝達できるのは素晴らしいことだよ。その経験を無駄にしないように、彼らに伝えてあげてください」と返答。いい話だ……。
子どもたちや元代表選手たちからの相談を終えて、ジーコ氏は「今日は本当に楽しかったですね」「すごく楽しい年代だと思うので、一生懸命サッカーを好きになってください」「もう一つうれしかったのは、巻とヤナギと話せたこと。彼らとは何年も一緒に仕事をしてきましたし、今でも元気にやっているのを知れたので、本当に良かったです。これからも素晴らしいサッカー人生が彼らに待っていることを心から願っています」とコメントしました。
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