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» 2017年09月19日 19時05分 UPDATE

“未知なる魔境”群馬が舞台のスマホゲーが骨太で面白さ抜群馬 「課金アイテムが上毛かるた」「焼きまんじゅうで回復」

クトゥルフ神話をベースにした「グヌマトゥルフ」系ダークファンタジー。ハマると群馬ネタを忘れるほど楽しめる、硬派なRPGです。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 ネットでよく「グンマー」とネタにされる、“魔境としての群馬”を舞台にしたRPG「群馬ファンタジーTRPG」(Android版iOS版)がTwitterで話題となっています。「天然の要塞に守られし封印の地『群馬』」「切れ味は抜群馬(バツグンマ)」といった冗談が随所にちりばめられながらも、中身は硬派なRPG。群馬の冒険は厳しく、楽しい。


抜群馬 ふとした会話にも「抜群馬」と群馬ネタが放り込まれている

魔境 群馬の言われようが異次元すぎる

 クトゥルフ神話をベースにしたという、「グヌマトゥルフ」系の邪神ストーリー。プレイヤーは飛行機事故で群馬に投げ出され、群馬の大自然を手探りでさまようことになります。このくだりはチュートリアルのようなもので、「探索」コマンドを選ぶことで、敵との遭遇や湧き水の発見、「新境地開拓(新エリアの発見)」といったイベントが発生する、ゲームの基本的な進めかたを覚えられます。


ハンサム風の男 同じ遭難者に話を聞くと、「僕ら一般人はこの群馬ではあまりに無力だ!」……群馬とは

胎動する森 脱出を目指し、うっそうとした群馬の大自然に挑む

グンマースライム 群馬の原生生物……ではなさそうな何かが襲いかかる

天然水 ときには一息つける場も。群馬の水は優しい……

 「はぐれ狼」や「グンマースライム」などの敵を倒しつつ、町にたどり着いたら本格的な冒険の始まり。謎の「顔が近い男」の紹介で「外界の民(他の都道府県民)」が集うギルド「外界旅団」に加入し、拠点として冒険に挑むことになります。町では宿で休んだり、鍛冶屋「グンマスミス」で武器を購入したりと、冒険の準備が可能。ちなみに通貨は「グンマーゴールド」。「グンマ」という単語でかろうじて世界に群馬感を留めているようです。


顔が近い男 顔の近さが気になるが、親切にギルドへ案内してくれる町人

資料 ギルドでは世界やゲームシステムの資料を読める。ここでも群馬の言われようがひどい

鍛冶屋 群馬の鍛冶屋、グンマースミス。運次第で効果の異なる武器を作ってくれる

 「散策」コマンドを選ぶと、町ではさまざまなイベントが発生。行商人から装備品や回復アイテムの群馬名物「焼きまんじゅう」を買えることもありますが、ゴミを売りつけてくる謎の婦人から逃げ切れず殺されることもあります。人々が口々に「近づくな」と言う謎の館「グンマーカンマー」に出くわすこともあり、まるで油断がなりません。なお、不用意に中へ入ると狂気系のイベントが発生して否応なく死にます。


焼きまんじゅう アイテムを売ってくれる商人。この世界に回復アイテムは、「謎の白い粉をこねて漆黒のタレをつけたあと闇色になるまで地獄の業火で焼き上げた」焼きまんじゅうしかないという

旅の僧侶 破格のディスカウントっぷりがうさんくさい僧侶

謎の商人 ゴミを「ゴミ」と言って堂々と売りつけてくる婦人。拒否し続けると全力で殺しにくる

グンマーカンマー 恐怖のグンマーカンマー。いきなり入っても死ぬだけだが、世界の真実もここにあるらしい

 「街の外へ」を選ぶといよいよ冒険へ出発。神話に伝えられる大ムカデの子孫が住むという「赤城山」や、紡績産業を支えた魔獣「トミーウォーカー」が巣くう「富岡製糸場」など、群馬にゆかりがあるようなないようなダンジョンを探索し、世界の謎に迫ります。筆者は2つ目の「不死洞窟」までたどり着き、かつて栄えた「群馬教団」の祭壇を発見。秘密の一部に触れましたが、ボスのダークプリーストに敗れ力尽きてしまいました。


ダンジョン 森林や洞窟を探検。「群馬バルチャー」など、謎の生物も多数登場

群馬教団 怪しい「群馬教団」の拠点跡地に、世界の秘密の一部が

ボス 各ダンジョンの最深部には強力なボスが。準備不足だとあっさりやられる

 死亡するとキャラメイクからやり直し(ギルドからのスタートを選択することは可能)。装備品を残せるギルドの倉庫や、次プレイ時の初期装備を獲得できる「死亡ガチャ」といったシステムはありますが、基本的に経験値・所持金・所持品は消失し、残るのは遊んだ本人の経験値のみ。シビアすぎる仕様ですが、それだけに緊張感も抜群馬。


死亡ガチャ ゲームオーバージに死亡ガチャを引き、広告動画を見ることで、引いた装備を持った状態で次回のプレイを始められる

倉庫 前回のプレイで預けていた装備を使用することも可能

 話は前後しますが、キャラメイク時には基礎能力や所持スキルの異なる9種類の職業が選択可能。敵の撃破や課金などで手に入る特殊アイテム「謎の魔符(見た目は上毛かるた)」を使うことで解放できます。魔符なしでも「無職」で冒険することはできますが、このゲームのレベル上限は10と低くすぐに能力値が限界に達するため、基礎能力が低い無職でのクリアは厳しそう。序盤は魔符をコツコツ集めるか、一気に課金するほうがいいかもしれません。


職業 ネットスラングを思わせる「ブーメラン使い」など、ネタ感満載の職業が。上位の職業ほど大量の魔符が必要

魔符 魔符はボスを倒すと大量に手に入るほか、すべての敵からもごく低確率(1%)で入手可能

映画監督 映画監督に会い、広告動画を見る手も

 戦闘ではSTR(腕力)が重要ですが、INT(知力)やDEX(敏捷)がないと罠を突破できないこともあり、腕っぷしだけでは生き残れないあたりも面白いところ。「TRPG」を名乗る通りテーブルトーク的な楽しさが詰まっていて、群馬ネタ抜きでも十分に楽しめますよ。


ゴーレム? 能力が低いと単なる岩をゴーレムと見間違え、殴って手を痛めてしまう

呼吸 CON(体力)が20以上あると、戦闘後に呼吸を整えて体力を回復できる

(C)ScarletBox

(沓澤真二)


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