性別や体格に縛られないおしゃれを 男性の骨格でもかわいく着られるガーリーなカーディガン登場

ベストマッチなワンピースも販売中。

» 2017年10月02日 20時00分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 男性の体格でもかわいく着こなせる「ひかえめガーリーカーディガン」が、クラウドファンディングサイトのMakuakeに登場しました。入手に必要な支援額は1万6500〜1万7300円。マッチするワンピースがセットで手に入る、4万6500円のコースも用意されています(全て税込)。


ガーリーカーディガン サイズはMとL、色はオーガニックホワイトとピンクから選べます(※当初サイズをSとMとしていましたがMとLの誤りでした。お詫びして訂正いたします)

 「かわいい洋服を楽しみたい男性向け」を掲げるブランド「blurorange」の製品。既存のレディース服に対する「肩幅がきつい」「袖丈・着丈が足りない」といった、消費者の悩みを受けて開発されました。肩まわりや腕にゆとりを持たせることで、男性が着用した際の見ばえと着心地の良さを実現しています。


比較 同製品(左)と一般的な製品(右)の着用例を比較すると、見ばえの違いがよく分かります。なお、モデルの身長は183センチ

 デザインには認知心理学における「錯視」が取り入れられています。首まわりは顔や肩幅が実際より小さく見えるような比率で設計。少し短い着丈には、視線を上体に向けさせてスタイルが良く見えるようにする効果があるのだそうです。


ウール100% 素材はウール100%

ワンピワンピ セットのワンピースも背中のファスナーを閉めやすくするなど、さまざな配慮がされています

 肌触りを重視して、素材には高級なオーストラリア産ウールを100%使用。糸をつむぐところから一貫して日本で生産しています。糸の段階で防縮加工が施されているため、ネットに入れれば洗濯機の手洗いコースで簡単に洗えます。


ビジューボタン 胸元のボタンも日本製

 男性の体型を本気でかわいく見せたいと、6月にブランドを1人で立ち上げた松村智世さんに、編集部は開発の経緯を聞きました。当初はカーディガンとワンピースがセットでかわいくなるようデザインしていたところ、ニットの工場が見つからずカーディガンの製造を一度は断念。国内のニット工場は非常に貴重なのだそうです。


 やむなくワンピースのみ販売したものの、カーディガンもほしいとの要望が相次ぎ、あらためて商品化を検討。苦労の末に大阪府枚方市の老舗ニット工場「第一メリヤス」の協力を取り付け、クラウドファンディングでの再出発が決定しました。

 モニターに参加した男性からは「生地がふわふわしてて気持ちいい」「鏡に映った自分がいつもより可愛く見えました。“萌え袖”うれしいです」と好評。「昔水泳をしていたせいか肩幅が発達していて」と悩んでいた女性も、楽な着心地を喜んでいたそうです。


(沓澤真二)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/19/news150.jpg 「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
  2. /nl/articles/2411/20/news028.jpg 「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
  3. /nl/articles/2411/20/news224.jpg “ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
  4. /nl/articles/2411/19/news169.jpg 高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
  5. /nl/articles/2411/20/news031.jpg 「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
  6. /nl/articles/2411/19/news022.jpg 「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
  7. /nl/articles/2411/20/news042.jpg 「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
  8. /nl/articles/2411/20/news216.jpg “歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
  9. /nl/articles/2411/20/news041.jpg 黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
  10. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた