ねとらぼ
2017/10/06 21:00(公開)

完成できる気がしない スーパーカミオカンデのジグソーパズルが光電子増倍管だらけで地獄の難易度

300ピースなら余裕……なわけがない。

 世界最大の水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置「スーパーカミオカンデ」図柄のジグソーパズルを、東京大学の宇宙線研究所がTwitterで発表しました。光電子増倍管(センサー)が一面にびっしり並んでいて、たぶん外枠を見つけるので精一杯の難易度。


箱絵
完成図を見るだけで気が遠くなる

 同装置は円筒形で、直径39.3メートル・高さ41.4メートルのタンク内に光電子増倍管が1万本以上取り付けられています。パズルの図柄は内壁を写した写真でとても壮観。しかし組み立てるとなると、似たようなピースの多さに混乱すること必至です。ピース数だけは300と初心者向けなのですがねえ……。


完成形
完成形は立派ですが……

アップ
拡大すると無理ゲー感すごい

 公式アカウントすら「最後まで完成できるか分かりません」と言い放つ高難易度パズルは、東大の柏キャンパスの一般公開(10月27〜28日)で限定発売される予定。ツイートには「遠くて買いに行けない」「ネット販売してほしい」といったリプライが寄せられており、現在販路について検討中とのことです。

画像提供:宇宙線研究所(@ICRRpr)

参考:スーパーカミオカンデ公式サイト「検出器について」


(沓澤真二)


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