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» 2017年12月14日 11時30分 公開

死んだはずの幼なじみが苦境を救ってくれた―― 時間旅行とクッキーが友情をつなぐ漫画が感動的

3ページ目で「ハッ!」となる。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 漫画家の園田ゆりさん(@sonoda_yuri)がTwitterで公開した漫画「平凡なキャラと時間旅行者」が感動的です。ハナとミドリ、2人の少女が仲良くおしゃべりするなか、いつの間にかなくなっていたクッキーが、いつしかハナを救う不思議な友情物語。


1P

 ハナが将来の夢を語るなか、「さっき時空移動して大人になったハナちゃんに会って来たよ」「すっごい最高の人生だった! って言ってた」と楽しげに話す空想好きのミドリ。彼女は病弱であまり学校に行けず、幼なじみのハナが唯一の友人でした。しかしミドリの早世が仲良し2人を別つことに。やがてハナは大人になり、ミドリとの思い出も薄れていきます。


2P

 その後就職し、職場でしかられて現実に打ちのめされるハナ。ところが、疲弊した彼女の前に突然ミドリが現れ、クッキーを差し出します。その器は、幼いころ部屋で遊んでいたときのカゴと同じもの。あのときなくなっていたクッキーは、本当に時間旅行をしていたミドリが、未来のハナに食べさせていたのでした。


3P

 旧友に元気をもらったおかげか、結婚したり昔夢見た花屋になったり、ハナの人生は好転。その折々にミドリは現れ、またクッキーをすすめてきます。物語は年老いたハナが最後の1枚を手に取るシーンで完結。このあとハナは「最高の人生だった!」と話し、ミドリは空のカゴを持って“あのころ”に帰っていくのでしょう。


4P

 同作は園田さんが漫画仲間と雑談中に上がった、「平凡なキャラと○○」というテーマのもとに4ページ縛りで描く企画で制作したもの。自分が大人になれない代わりに親友の人生を最後まで支えるミドリの姿や、4ページの中で伏線をきれいに回収する構成の巧みさなど、さまざまな面から感動する声が寄せられています。


画像提供:園田ゆりさん(@sonoda_yuri

(沓澤真二)


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