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» 2018年01月06日 14時00分 公開

夢のような列車だー! “全席サイクリスト専用”列車「B.B.BASE」がデビュー (1/3)

解体なしで自転車と乗車し、両国駅幻の三番ホームから千葉房総へ。(写真:143枚)

[岩城俊介,ねとらぼ]

 サイクリストにとって、夢のような列車だ!──。1月6日、東日本旅客鉄道(JR東日本)から、自転車ファンに特化した特別列車「BOSO BICYCLE BASE(B.B.BASE)」がデビューしました。

photo 1月6日にデビューした特別列車「B.B.BASE」

 B.B.BASEは、「千葉・房総の各地を自転車で駆け巡るための基地」をコンセプトに、自転車と一緒に移動できるように1編成全てを「サイクリスト専用」に仕立てた特別列車。既存の209系車両を改造し、専用ラッピングと1座席当たり1基のサイクルラックを設けた専用座席を設置しました。都内から房総エリアの観光・サイクリングスポットへ行くのに便利な列車として「自転車の解体なしに持ち込める」ようにしたのが大きな特長です。

 自転車を解体なしで持ち込める列車はJR四国など他社にもあります。しかしそれが「全車両で対応」なのは、JR東日本によると国内初だそうです。また、「日本では諸外国と違い、輪行のルールが厳格でした。それが不要だなんて。しかも、ここまで専用なのは恐らく世界でも唯一じゃないでしょうか。私のような自転車ファンに超・うれしい列車ですよ」(初列車の乗客)などと自転車ファンの前評判が高く、7時39分発の初列車にも多くのサイクリストが乗車しました。

photo 1席当たり1基のサイクルベースが備わる

 「千葉・房総方面は、都内から近くて、乗れて、泳げて、走れるがそろったトライアスロンのトレーニングにバッチリのスポットなのです。鉄道での輪行はいろいろと大変なので、これまではその付近までクルマで行っていました。でも、行きはいいけれど、帰りがツライ……。特に、トレーニング後の体で東京湾アクアラインの先が見えない渋滞はヤバイものがありましたよ(笑)。それがどうでしょう。愛車とともに気兼ねなく乗れて、しかも帰りは寝て帰れるなんて! 夢のような列車ですよ」(ゲストの安田大サーカス・団長安田さん)

 「風光明媚(ふうこうめいび)で、信号が少なく走りやすい。そして飯もうまい。自転車と一緒に、ぜひ千葉県へ鉄道でいらしてください」(千葉県知事 森田健作氏)

photo 運行開始を祝うセレモニーも。左から、ラジオDJの片岡由衣さん、BiCYCLECLUB編集長の岩田淳雄氏、安田大サーカス 団長安田さん、JR東日本執行役員千葉支社長の西田直人氏、千葉県知事 森田健作氏、千葉県観光物産協会会長の飯沼喜市郎氏、トライアスロン選手・スポーツキャスターの白戸太朗さん、JR東日本両国駅長の西山和宏氏
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