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» 2018年01月18日 16時28分 公開

多目的トイレのおむつ交換台、「使ったままにしないで」車椅子体験者の呼びかけに反響

車椅子利用者からも「手の力が弱いので台を元に戻すのが大変」という声が。

[薗部雄一,ねとらぼ]

 「多目的トイレのおむつ交換台は、使ったら必ず元に戻して欲しいです。車椅子ユーザーの方にはこれを戻すのが一苦労なので」――そう呼びかけるツイートが反響を呼んでいます。

 投稿したのは、車椅子で街を移動する体験をする吉祥寺(東京都武蔵野市)のイベントに参加したRatchi(@Terayan0103)さん。母親が車椅子を使っていることから、バリアフリーに関心を持ち参加したといいます。その中で車椅子に乗って多目的トイレに入った際に、室内にある可動式のオムツ交換台が元に戻されておらず不便さを感じたとしています。

おむつ交換台 車いす おむつ交換台が出しっ放しで不便…… 画像提供:Ratchi(@Terayan0103)さん

 自分で戻せばいいと思うかもしれませんが、車椅子利用者と交換台の高さが合わず、車椅子利用者の身長や体格によって戻しにくいケースがあります。車椅子利用者からも「手の力が弱いので台を元に戻すのが大変」という苦言も。

 Twitterでは「重要な指摘」といった賛同の声が続々。また、荷物が多くて交換台を元に戻す余裕がないので、自動式にすればいいなどの案や、「たためることを知らなかった」という投稿も寄せられています。

 Ratchiさんが参加したのは、バリアフリーに関する情報を共有するマップアプリ「Wheelog(ウィーログ)」の運営者が企画したイベント。同アプリは車椅子利用者だけでなくベビーカーを押す保護者も対象とし、iOS版、Android版の両方とも無料でダウンロードができます。

Wheelog

 バリアフリーの重要性は誰もが知るところですが、健常者の目線で過ごしていると、体が不自由な人の気持ちは分かりにくいもの。Ratchiさんのツイートをきっかけに、配慮しようと思った人は多いのではないでしょうか。ほんの少しの気遣いで、皆が過ごしやすい社会になるといいですね。

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