世界初「石けんで洗って読む絵本」誕生 カンボジアの子どもたちに石けんと一緒に届ける

手を洗って病気を予防すれば未来が変わるんだよ。プロジェクトには誰でも参加可能

» 2018年01月21日 09時00分 公開
[林美由紀ねとらぼ]

 「スカルプD」などで知られるアンファーは、世界初の「石けんで洗って読む絵本“Washable Book(ウォッシャブル・ブック)”」を製作しました。「SAVE SOAPプロジェクト」の一環として、カンボジアの子どもたちに石けんと一緒に届けます。


絵本 石けんで洗うと「未来」が現れる絵本

 SAVE SOAPプロジェクトは、子どもたちに石けんを使って手を洗うことで、病気を防ぎ、成長の機会を得ることができ、未来を変えられるのだということを伝える予防医学普及プロジェクト。世界では毎日6000人の子どもたちが、手洗いなどで予防できる肺炎、下痢、マラリアといった感染症で未来を奪われているのだそうです。


絵本ロゴ 洗える絵本は世界初

 その一環で製作された「Washable Book」は、水に濡れるとカラーで表現された隠し絵が現れる「水透かし印刷」という技術を使って作られており、「石けんでページを洗うことで物語を楽しむ」体験を提供。水に濡れる前の絵本は現在の子どもたちの日常シーンを描いています。汚れた手が描かれている部分を石けんできれいに洗い流すと、夢がかなった未来の姿が現れるという仕組みになっています。絵本を読みながら、手を洗うことで病気を予防し、未来を変えられるということを子どもたちが体感し理解することを目的とした内容とのこと。


絵本 絵本の読み方(洗い方)の説明


サル宇宙飛行士 汚い手を洗うと、宇宙飛行士になれるかも。

 

 SAVE SOAPプロジェクトでは、消費者が「SAVE SOAP(石けん)」を、オンラインストアで1つ購入するごとに、くまのシールが入ったSAVE SOAPが1つカンボジアの子どもたちに届きます。誰でも参加が可能です。


プロジェクト プロジェクトには誰でも参加ができる


くま石けん 子どもたちが楽しく使えそうなくまの石けん

 子どもたちは多くのことを絵本から、そして、体験から学ぶもの。「知る」ことで、少しでも衛生環境が改善し、ひとりでも多くの子どもたちの未来が輝くものとなりますように。


鏡 最後は鏡に写った自分の夢が叶うような内容になっている


表紙 みんなで手を洗おう

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」