PC版「三國無双8」日本・中国語を選択できたことを“不具合”としてブロック レビューが赤壁炎上状態に

“おま言語”が中国に進出。

» 2018年02月18日 12時50分 公開
[コンタケねとらぼ]

 コーエーテクモゲームスがSteamで販売しているPC版「真・三國無双8」が、最新のアップデートで不具合の修正とともに日本語と中国語を選択できないようになりました。その結果、レビューは「おすすめしない」9割弱、コミュニティーも大荒れと大変な状態になっています。




真・三國無双8 steam 日本語 中国語 削除 アップデート レビューは大荒れ


真・三國無双8 steam 日本語 中国語 削除 アップデート コミュニティーも大変なことに。ポプテピピックとは関係ない

 同作はプレイステーション 4版が2月8日に、Steam版が2月13日に発売されました。Steam版については海外向けとされていましたが、レジストリの値を変更することでサポートされていなかった日本語と中国語の字幕が使えることが判明。ネット上のコミュニティーを通じて広まっていきました。

 しかし、発売から2日となる2月15日、アップデートでバージョン1.01になると同時に、同梱されていた日本語と中国の字幕データが“不具合”として強制的に削除されることに。これまで使えていた言語データを後から削除するという対応にユーザーの怒りが爆発、呉蜀同盟のごとく日中のユーザーがこぞってレビューに不満をぶちまけています。


真・三國無双8 steam 日本語 中国語 削除 アップデート 「サポートしていない言語」とは日本語と中国語のこと


真・三國無双8 steam 日本語 中国語 削除 アップデート 日本語は字幕・インターフェイス未対応。ただし音声だけは日本語が使えるもよう

 なお、Steamでは購入から14日以内、プレイ時間が2時間未満であれば返金ができるようになっています。しかし、今回は2日ほど時間が経過してからのアップデートであったため、返金ができないユーザーも多発しているもよう。

 これまでにもSteamでは、主に日本のメーカーが販売するゲームが日本でだけ購入できない、いわゆる“おま国”(「売ってるがお前の国籍が気に入らない」または「お前の国には売ってやんねーよ」 の略 )現象が多発し多くの議論を呼んできました。また、日本でだけ値段が高い“おま値”(お前の国には高値で販売する)や、今回のように日本語だけ使用できなかったり日本語字幕だけ高額なDLCとなっていたりする“おま言語”などもさまざまなタイトルで発生しています。

 その理由はさまざまにあるようですが、今回はある程度の購入者が出てから言語データを削除するという不可思議な対応であったこともあり、特に大きな不満を呼んだもよう。また、日本語字幕を削除したことを日本語でアナウンスしていることや、“おま言語”が中国にまで進出した点も注目されているようです。

 レビューの中には、「日本のメーカーが作った中国舞台のゲームで日本語と中国語だけ使えない意味が分からない」「日本語と中国語は不具合なのか……」といった意見も上がっていました。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」