「ねぇ、漣さん連絡してよ」 大杉漣の訃報に要潤、橋本環奈、佐藤二朗ら芸能界から悲しみの声あがる
息子の隼平さんもコメントを発表。
俳優の大杉漣さんが2月21日に急性心不全で亡くなったことを受けて、ドラマやバラエティー番組で共演経験がある多くの著名人から追悼のコメントが寄せられています。
ドラマ「バイプレイヤーズ」や映画「アウトレイジ」をはじめ、独特の存在感で多くの作品に華を添えてきた大杉さん。日本テレビ「ぐるぐるナインティナイン」の人気コーナー「ゴチになります!」などバラエティー番組でも活躍し、2月15日放送の同番組では元気な姿も見せていました。
俳優の要潤さんは、「今、漣さんにメールした。信じられない。勘弁してくれよ。あまりにも急じゃないか。僕の目標の人だったんだよ」と突然の訃報を受け止めきれない心境を吐露。お互いの夢について語り合ったばかりだったそうで、「約束したこと終わってないよ。ねぇ、漣さん連絡してよ」と悲しみに暮れる思いをつづっています。
大杉さんと同じく、日本を代表するバイプレイヤーである俳優の八嶋智人さんは、「俳優は二度死ぬ、という言葉を聞いた事があります。一度目は身体が。二度目は皆の記憶から消える時」「だから僕は、これからたくさん大杉漣さんのこと想ったり、話したり、観たりするんだ!」と同業者としての思いをコメント。同じく名バイプレイヤーである俳優の佐藤二朗さんは、「どの現場でも爛漫で、愉しく、誰に接するも態度変わらず、真に敬愛できる大きな先輩だった」「最期の日まで現場に立った事を、最期の日まで台詞を吐いた事を、心底羨ましく思う」と大杉さんの演者として在り方に尊敬の念を込めた言葉も残していました。
“ゴチ”で共演していた女優の橋本環奈さんは、「いつも優しく温かく接して下さる漣さんに会えないと思うと、本当に寂しいです」と大杉さんの人柄に触れながらコメント。同じく“ゴチ”で共演したお笑いタレントの渡辺直美さんは「大好きです」と制服姿で写った笑顔の2ショット写真を公開しており、同コーナーにゲスト出演したことがあるブルゾンちえみさんも、「会ったり、お話ししたり、いつ、突然できなくなるかわからないんだな、と実感しました」と突然の訃報に募る思いをつづっています。
女優ののんさんは、岩手県の駅で偶然出会ったときのものだという写真を公開し、「いつかお仕事ご一緒出来たら良いなあ…とずっと思っていたのに、凄く悲しいです。かっこよかったなあ。もう一度お会いしたかったなあ」とかなわなかった共演への思いを告白。お笑いコンビ「TKO」の木本武宏さんは、「漣さん無理です信じられません」「ついこの前サッカーの試合を観戦する約束をしたばかりじゃないですか」と、サッカーが大好きだった大杉さんとの約束を果たせず、悲しみもひとしおな心境を明かしています。
また、大杉さんの息子である写真家の隼平さんは、「あまりに突然の事でまだ信じられません。最後に立ち会うこともできず、ありがとうございます。を伝えることもできませんでした」と心残りを吐露。大杉さんは「バイプレイヤーズ」の撮影後に病院に運ばれ、俳優の松重豊さん、遠藤憲一さん、田口トモロヲさん、光石研さんら共演者に見守られなが息を引き取っており、そのことに対しても「病院に連れていって下さった松重さん。遠藤さん、田口さん、光石さん、本当に親父は皆さんの事が大好きでした。ありがとうございます」と息子として最大限の感謝を伝えていました。
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