「つぶしやすいペットボトル」が水ばかりである理由
言われてみれば。
水分補給は生きていく上で必要不可欠です。筆者も出先では必ずと言っていいほど、ペットボトル入りの水を買っています。
それで気が付いたのは「水のペットボトルは、つぶしやすいものが多い」ということ。しかし、ジュースやお茶ではあまり見られないのです。
なぜこんな違いがあるのか、つぶしやすいペットボトルを採用したミネラルウオーター「い・ろ・は・す」を製造している日本コカ・コーラ社に話を聞きました。
どうして、水のペットボトルはつぶしやすいの?
そもそもつぶしやすいペットボトルには、体積を小さくすることでごみの保管スペースやごみ袋を節約できるというメリットがあります。また、軽量化も行われており、原料である石油の使用量も減らすことができます。
これらの理由から「つぶしやすいペットボトル=エコ」と宣伝されることもありますが、どうして水以外の飲料には、あまり採用されていないのでしょうか。地球に優しいなら、どんどん広めればいいのに。
そんな疑問をぶつけてみたところ、以下の回答がありました。
「全ての製品のペットボトルを一度につぶしやすいものにすることはできないため、まず水のボトルから変えていったからです。最近は、スポーツドリンクの『アクエリアス』やお茶の『綾鷹』のように、水以外にもつぶしやすいペットボトルが採用されてきています。
ただし、炭酸飲料などにはつぶしやすいペットボトルは採用できません。炭酸による中からの圧力に容器が耐えられなくなってしまうためです。このように、中身の飲み物の性質等によってはつぶしやすいペットボトルを採用できないということもあります」(日本コカ・コーラ社)
一気に全部の製品に導入することはできないなら、まずは消費者が手に取りやすいミネラルウオーターから、という判断なのかもしれません。
大容量のつぶしやすいペットボトルって、使いにくくないの?
「い・ろ・は・す」の2リットルペットボトルのように、大容量の製品もつぶしやすいペットボトルで販売されています。「つぶしやすい=容器が柔らかい」ということになりますが、注ぎにくくならないのでしょうか。
「大丈夫です! 容器に持つところを付けるなどして、注ぎやすさとつぶしやすさを両立させた作りにしています」(日本コカ・コーラ社)
設計の工夫で、エコと持ちやすさを兼ね備えたペットボトルを実現しているようです。
現代社会で生きるうえでは、もはや欠かすことのできないペットボトル。環境に良いのに越したことはないですから、もっともっとつぶしやすいものが普及していくといいですね。
関連記事
- 「40−32÷2=?」この問題、解けますか?
理系にはすぐ解けて、文系には解けない、とんち問答のような問題がネットで話題に。 - これ12歳が解けるの!? 超難関「灘中学」の入試問題「初日の出を2回見るには?」を解いてみた
あなたは最強小学生に勝てるか? - 「カニミソ」はカニの何なのか?
カニミソって何だ? 脳ミソか? 僕は何を食べようとしているのだ? - どうして本を読むとほめられて、マンガを読むと怒られたんだろう?
あの差はなんだったんだろう。 - 「16×4は?」「68−4だから64」 小学1年生の掛け算の計算方法が斬新だと話題に
発想が見事。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
-
【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
-
「プロ野球チップス」で誤字 伊藤大海投手を「176m」と記載してカルビー謝罪
-
「ママ友襲来10分前」→さぁ、どうする……? 大爆笑の“あるある”再現が400万再生突破「腹ちぎれました」「バナナ食べんでもええやん」
-
富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
-
21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
-
「大型魚の餌に!!」 熱帯魚店の“思わず目を疑うPOP”に恐怖 「サメでも飼うの?」
-
2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに手をスリスリされた瞬間…… 愛と幸せあふれる空間に笑顔になる「これぞ天使だ」
-
漂う違法感 東京に戻る息子へ持たせた“大量のブツ”に「九州人あるある」「帰省からの帰りいつもこれ」の声
-
異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
- 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
- “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
- お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
- 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
- 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」