ニュース
» 2018年03月27日 19時08分 公開

アニメーター向け動画・原画チェックアプリが登場 プロじゃなくてもパラパラマンガ感覚で遊べそう

たのしい。

[福田瑠千代,ねとらぼ]

 アニメーター向けの動画・原画チェックアプリ「アニメPreviewer」が登場しました。iOS用で、価格は360円。

アニメーター向け動画・原画チェックアプリが登場 プロじゃなくてもパラパラマンガ感覚で遊べそう

 通常手描きのアニメ制作では、原画(動画)の出来栄えをチェックする際にカメラとQuickCheckerなどのPC用ソフトを使いますが、「アニメPreviewer」はスマホ1台で撮影から動きのチェックまでができてしまうすぐれもの。

アニメーター向け動画・原画チェックアプリが登場 プロじゃなくてもパラパラマンガ感覚で遊べそう 撮影時のアプリ画面

 アプリの「撮影」タブから絵を撮影し、「タイムシート」タブで動きのタイミングを調整。「再生」タブで映像を生成し、絵の動きを確認することができます。動画はMP4で書き出して、iTunesで管理することも可能。

 iOSではカメラのシャッター音が消せないため、アニメーターがスタジオ内で使用するには音が若干気になりそうですが、自宅作業などで手軽に確認するには良さそうです。タイムシートでタイミングを調整するにはある程度の知識が必要なものの、単に動かすだけであれば素人でも可能。

 編集部でもフリーの画素材を使い、動きのチェックに挑戦してみました。通常は紙をタップ(※作画用紙を固定するための道具)で固定し、真上からカメラで撮影しますが、あいにく編集部にはタップもなければ、カメラを固定する機材もなかったため、ダンボールやティッシュ箱を組み合わせて代用。なんとか固定に成功し、それっぽい映像の撮影に成功しました。

アニメーター向け動画・原画チェックアプリが登場 プロじゃなくてもパラパラマンガ感覚で遊べそう 机の奥にダンボールを固定して撮影台に。手前にはティッシュ箱を固定し、その上にスマホを設置する力技(※より正確に撮るにはタップや、真上から撮れるスマホスタンドなどを使った方が良いです)
アニメーター向け動画・原画チェックアプリが登場 プロじゃなくてもパラパラマンガ感覚で遊べそう タイムシートで動きのタイミングを決めます。細かいことは分からないので、オーソドックスな「3コマ打ち」(同じ絵を3コマずつ表示させる手法)に挑戦。このカットでは作画枚数8枚なので、3コマ×8枚=合計24コマ(1秒)分の映像になります
アニメーター向け動画・原画チェックアプリが登場 プロじゃなくてもパラパラマンガ感覚で遊べそう 25コマ目以降は不要なので、25コマ目に「×」を入力
アニメーター向け動画・原画チェックアプリが登場 プロじゃなくてもパラパラマンガ感覚で遊べそう 思ったより良い感じに動いてくれました(サイト上に表示されるGIF動画では数コマ飛んでますが、実際はより滑らかに見えます)
アニメーター向け動画・原画チェックアプリが登場 プロじゃなくてもパラパラマンガ感覚で遊べそう 背景を合成したりすることも可能

 最近ではアニメの原画集にタイムシートが付属している場合もあるため、原画集の絵を撮影して、本来の動きを再現して楽しむ、なんて使い方もありそうです。

記事で使用した画素材の提供元

作画:beluoさん(歩き走り)/背景:玉英さん(ザラスドットコム

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ねとらぼに「いいね!」しよう