最新スマホが100円で手に入ると虚偽 日本郵便をかたった「当選詐欺サイト」にトレンドマイクロ注意呼び掛け

日本郵便の正式ロゴを掲げているけど……。

» 2018年04月05日 07時00分 公開
[ねとらぼ]

 4月2日ごろから日本郵便をかたった「当選詐欺」サイトの存在が確認され、トレンドマイクロが公式ブログで注意を呼び掛けています。最新スマートフォンが当たったと通知し、最終的に個人情報やクレジットカード情報を入力させて詐取することが目的だと見られています。

日本郵便 当選詐欺 トレンドマイクロ スマホ 日本郵便をかたった「当選詐欺」サイト(トレンドマイクロセキュリティブログより

 当選詐欺サイトは、ページ上に日本郵便の正式ロゴを掲げながら「おめでとうございます! あなたは私たちがiPhone XまたはサムスンのギャラクシーS8を獲得するチャンスのために選択した10人のユーザーの一つです!」と不自然な日本語表現で案内。正規サイトや「.co.jp」だと誤解させるよう、URLには「post」や「.co/jp」の文字列を入れています。

日本郵便 当選詐欺 トレンドマイクロ スマホ 「当選詐欺」サイトではアンケート画面に誘導

日本郵便 当選詐欺 トレンドマイクロ スマホ 最新のスマホが100円ほどで入手できるような説明ページに切り替わる

 アクセス後、アンケートが表示されて回答すると、あたかも最新スマートフォンが100円ほどで手に入るような説明ページに移動。住所、電話番号などの個人情報の入力フォームがあり、最終的に「100円の支払い」の名目でクレジットカード情報まで入力させられます。サイトではCVV番号(セキュリティ番号)も詐取しており、前画面で詐取した個人情報と合わせることでカードが不正に利用される可能性が高いとトレンドマイクロは分析しています。

日本郵便 当選詐欺 トレンドマイクロ スマホ 最終的にはクレジットカード情報まで入力させられる

 サイトへの主な誘導経路は不正広告で、正規サイト上に表示されるケースも確認しているとのこと。当選詐欺サイトの手口としては以前から手を変え品を変え繰り返されているものですが、同サイトをホストするドメイン3種には3月26日から4月2日までの1週間で日本から2500件以上のアクセスが確認できたと言います。

 「新たな脅威が次々に登場するように思えますが、実態を解析すれば以前からの手口が繰り返されているだけであることも多くなっています。インターネット利用者から金銭や情報の詐取を目論むサイバー犯罪者は後を絶ちません。ネット詐欺の様々な手口を知り、騙されないようにする注意が必要です」(トレンドマイクロセキュリティブログより

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」