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» 2018年04月08日 11時00分 公開

会場スタッフ「愛を表現するんだ!!」 ジョジョ原画展へ東方定助コーデで行ったら「オレェ?」という状況に

ジョジョファンの熱さが伝わってきます。

[たけしな竜美,ねとらぼ]

 漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の原画展へ、登場人物にそっくりな服装(既成品の組み合わせ)で出向いた方のエッセイ漫画が話題を呼んでいます。あなた……『覚悟して来てる人』……ですよね?

 この漫画を描いたのはkahoさん(@kaho54235115)。話はkahoさんがある日「ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン」の主人公「東方定助(ひがしかた・じょうすけ)」の上着によく似た白いジャケットを見付けた所から始まります。

 東方定助はいわゆる「水兵さん」のいで立ちで、白いセーラー服と真っ白なズボンを着用、頭に白い水兵帽を被ったキャラクターです。また、セーラー服と帽子には青いラインが入っています。

 kahoさんはこのよく似た白いジャケットを購入、さらに白いパンツと、別のお店で買った白い水平帽を組み合わせて「ジョジョ展コーデ」と命名、これらを着用してジョジョ原画展の会場へと向かいました。

 原画展は大盛況であったらしく、kahoさんは長い行列に並んでいましたのですが、そこで事件は起きます。東方定助にそっくりな格好のkahoさんを見て、会場スタッフの方が「そこのコスプレの人、前に来て下さい。そこのジョースケさん」と声を掛けたのです。

 それを聞いたkahoさんは「…は、私ですか?」と素直に前へ出たのですが、次の言葉を聞いたkahoさんは固まってしまいます。

「写真を撮るので、そこで"ジョジョ立ち"(※)を一発かまして下さい」

※「ジョジョ立ち」とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物が様々に見せている、再現難易度の非常に高い独特なポーズの総称。完全再現には相当な熟練と身体能力が求められる

 kahoさんは「服は既成品ですし、私はコスプレイヤーではありませんので……」と必死に弁明します。ですがスタッフの方は「"コスプレの人"、"そこのジョースケさん"に反応したではないか」「あなたこそ何を言ってるだ」と、ジョジョ節の台詞回しでジリジリ詰め寄ります。

 そして「この写真はね!イベントの盛り上がりを記録するためのものだ!」「君の愛で"ジョジョ"が世にもっと広まっていく!」「さぁ! 愛を表現するんだ!!」と、ジョジョへの愛情を矢継ぎ早に熱く語りかけるスタッフの方。

 これを聞いてあっ、という表情をしたkahoさんは……。

 ヒザを90度近く曲げて中腰になり、左手を左ヒザの上あたりへ伸ばし、右手は遠くを見るように額へ当てる、という「東方定助のジョジョ立ち」を見事に決めました。

 kahoさんが写真を撮影されている間、周りの方々からはポーズの完成度を上げるためのアドバイスや褒め言葉、さらには「後ろに少しスタンド出して」など、ジョジョファンでなければわからない細かいネタ発言など、温かい応援が様々に飛び交っていたようです。

 そして撮影が終わった後、スタッフの方が差し出した名刺には「杜王新聞 記者K」(作中に"杜王町"という架空の街が出てくる)と書かれていたそうで、これはイベントのために作られたものとのこと。

 最後は「たくさんの人が関わってイベントを盛り上げているのを感じた」というkahoさんのコメントで締められています。

 ジョジョファンの熱い愛が詰まったこの漫画には、投稿から約1週間で約14000件のリツイート、約27000のいいね、が集まっています。

 またkahoさんへは「あなたこそ何を言ってるだ(何をするだァーッ!)へツッコミが入っていないのが不思議です」「私にも後ろに少しスタンドが見えました」「周りの皆さんのジョジョ好きも伝わってきます」などなど、ジョジョファンの熱い絶賛コメントが数多く寄せられていました。

 何かを大好きな人達が集まる場所で、大好きな気持ちを表現する。何かへの愛を持ち、大事にすることの大切さが伝わってくるような気がします。

漫画提供:kaho(@kaho54235115)さん



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