コラム
» 2018年05月30日 11時30分 公開

字幕スーパーってどこが「スーパー」なの? テロップとの違いは?

「テロップ」との違いはあるの?

[てんもんたまご,ねとらぼ]

 洋画などのパッケージには、字幕のことを「字幕スーパー」と表記していることがありますよね。

 これはもちろん「字幕がものすごいですよ!」という意味ではありません。では、本当はどのような意味なのでしょうか?


スーパーは映像技術用語の「スーパーインポーズ(Superimpose)」

 字幕スーパーの「スーパー」は、英語の“Superimpose”に由来していて、本来は「(複数のものを)重ねる」という意味です。

 映画をフィルムで上映していた時代には、一本のフィルムで映画と字幕を映すために、映画フィルムの上に字幕を重ねて焼き付けることで「字幕版」のフィルムを作っていました。

 ここから「複数の映像や画像を重ねること」という意味の映像技術用語にもなったのです。

 つまり字幕スーパーは「元の映像に、字幕の映像を重ねているよ」という意味だったんですね。


本来は映像に文字を重ねる映像技術用語だった。

じゃあ「テロップ」って?

 「字幕スーパー」と似た単語に「テロップ」という言葉もありますよね。

 テロップ(Telop)は、「テレビジョン・オペーク・プロジェクター(Television opaque projector)」の略語で、元はテレビ映像で文字を入れるために使われていた機械の名前でした。

 フィルムもテレビジョン・オペーク・プロジェクターも使われなくなってしまった現在では、「スーパー」は「映像に映像や画像を重ねる」という意味、「テロップ」は「映像に文字を重ねる」という意味で使われることが多くなりました。


似ているようできちんと違いがあった!

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