眼の角膜がペロン→紙やすりで擦られたような痛み 「角膜剥離」体験漫画に経験者やドライアイの人から共感の声
恐ろしや……!
目の外側にある「角膜」の表面が擦れて傷ができてしまう症状「角膜剥離」。この角膜剥離が“だいぶベロンといってしまった”という体験談漫画「角膜がはがれた時の話」がTwitterに投稿され、教訓にしたいという声や共感が寄せらています。
作者は、『ノーゲームノーライフ、です!』や『イキモノシステム』の漫画家・ユイザキカズヤさん(@k_yuizaki)さん。ある夜ユイザキさんは、仮眠から目を覚ましたら目が開かなくなっていたとのこと。開こうとすると左目の眼球に“紙やすりでこすられている”ような激痛が走ります。翌朝、病院に行くと医師から「なるほど これは……角膜剥離です。だいぶベロンといっています」と告げられます。ひいい。
「薄い粘膜なので3日もすれば治りますよ」と医師。半年しても再発しなかったら完治と言われたものの、実際には治り切るまで一年半もかかってしまったそうです。困ったのは物が全く見られないこと。角膜がはがれたのは左目なので右目のみで見れば問題なさそうですが、釣られて左目も動かしてしまうので結局痛いのだそうです。そのため「ベッドで無と同化して1日が終わる」「トイレとお風呂は手探り」「食事の時遠近感がわからず火傷」という生活を強いられることに。
中でも一番つらかったのが寝ているとき。眠っていても眼球が反射で動いてしまい、激痛でとっさに起きてしまう状態が治るまで続きます。痛い、でも眠い、の無限ループ。これは恐ろしい。
悲劇から3年が経過。ユイザキさんは再発はしていないそうですが、いまだに起きるときは慎重に目を開けているのだとか。長時間のPC作業などで目が乾いたりすると危険だとのことで、寝る前には予防として人工涙液系の目薬を使用。「特にドライアイの人は気をつけましょう。明日にでもベロンといっちゃうかも……」と締めくくっています。
漫画は5万回以上リツイートされるなど大きな反響に。寄せられたリプライを見ていると、「砂利が目に入って擦ったときになった」「Tシャツを着ているときになってしまった」など、みなさん意外とさまざまなタイミングで角膜剥離になっているようです。声をそろえて「めちゃくちゃ痛い」と言っているので、傷つけないことはもちろん、目には潤いと適度な休息を与えたいところです。明日の朝、大丈夫かな。ベロンといかないように気をつけねば。
画像提供:ユイザキカズヤ@ノゲです全4巻発売中(@k_yuizaki)さん
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