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» 2018年06月20日 15時25分 公開

東宝、AlphaBoatと資本業務提携 気鋭のクリエイターとの関係強化へ

新たな才能を取り込めるか。

[川上酒乃,ねとらぼ]

 映画や演劇の製作/配給を手掛ける東宝が、優れたクリエイターとのパートナーシップ強化を目的に、SCデジタルメディア傘下のAlphaBoatと資本業務提携契約を結びました。

SCデジタルメディア 東宝 alphaboat 枝優花 大野大輔 パートナーシップSCデジタルメディア 東宝 alphaboat 枝優花 大野大輔 パートナーシップ SCデジタルメディア傘下のAlphaBoatと資本業務提携契約を締結した東宝


 住友商事がインターネットを通じたデジタルメディア市場に進出するため設立した統括会社のSCデジタルメディアは、第一弾事業として米国で動画コンテンツ制作やそのマネジメントなどを手掛ける米FULLSCREENとの合弁会社AlphaBoatを4月に設立していました。

 AlphaBoatが持つクリエイターの発掘や育成、動画制作支援の機能が、そうしたクリエイターとのパートナーシップを強化したい東宝の中期経営戦略と合致。東宝のプロデューサー陣が監修や助言を行う体制や映像作品の製作機会の提供を通じ、東宝の映画やアニメの監督、音楽家やタレントなどを育成する取り組みと協業していく考えです。

SCデジタルメディア 東宝 alphaboat 枝優花 大野大輔 パートナーシップ 大野大輔監督イメージ画像

SCデジタルメディア 東宝 alphaboat 枝優花 大野大輔 パートナーシップ 枝優花監督

 なお、AlphaBoatでは6月末からYouTubeチャンネルでオリジナルコンテンツの配信も予定。第1弾として、「さいなら、BAD SAMURAI」(カナザワ映画祭グランプリ受賞作)や「ウルフなシッシー」(9月15日から劇場公開予定)を手掛けた大野大輔監督と、自身初の長編映画「少女邂逅」(6月30日から劇場公開予定)がMOOSIC LAB 2017観客賞を受賞した枝優花監督による2作品が公開予定です。

東宝 大田圭二取締役のコメント

我々の映画製作におけるパートナーでもある住友商事グループが、新たにデジタルメディア事業に参入するにあたり、当社がパートナーとして参画できることを大変嬉しく思います。実績ある米国FULLSCREENのノウハウを導入したAlphaBoatのクリエイター発掘・育成機能と、当社の映画・映像制作機能との連携によって、大勢の優れたクリエイターと出会えることを期待しています。

AlphaBoat西谷大蔵代表取締役のコメント

映画・アニメ・テレビといったエンターテインメント産業の最前線で、80年を超える歴史とともに、様々な実績やノウハウを確立してきた東宝グループをAlphaBoatの設立パートナーに迎えることを嬉しく思います。我々が目指す『クリエイターの活躍の場とその未来の創出』に向け、東宝グループとのパートナーシップを最大活用してまいります。



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