「コップ持ってるから拍手できない」ライブハウスあるある、あなたはどうしてる?
ライブハウスといえば「ドリンク代500円です」の末の、コップ問題。
ライブハウスといえば営業形態の事情で、お客さんは入場時にドリンクを1杯買うことになっています。なのでライブが始まってから飲み物のコップを持ったまま鑑賞するという状況は“ライブハウスあるある”なのですが、そんなときにやりがちな自分の行為を振り返ったエッセイ漫画が、Twitterで「わかる」「自分もよくやる」とうなずきを得ています。
投稿したのは、高校で美術講師をしながら個展やWebでイラストや漫画を発表しているイラストレーター・のがみもゆこ(@mogaminoyuko)さん。のがみさんはライブハウスで素晴らしい演奏に出会うと、「圧倒的感謝を伝えたい!」と演者へ拍手を送りたくなってしまいます。しかし、ドリンクのコップで片手がふさがっている。たたけない。
そんなときは、コップを持っている方の手首あたりをたたきながら、フチをお口で「ガッ」とくわえます。最終的にコップをくわえ下げたまま、自由になった両手で思いっきり拍手するのだそうです。そんな自分を「なんだかお下品な拍手をしてしまう…」と省みながら、「皆さんはライブハウスのコップはどうしてます?」と尋ねるのでした。
Twitterではのがみさんのスタイルに「全く同じ事してます」「俺めちゃそれだわ」と共感が集まります。ちなみに筆者もコップをくわえる派。飲みながら見られるのは楽ですし、拍手したいときは感動があふれて、人目なんか気にしていられなくなるんですよね……!
他にも「自分はこうしている」という意見がさまざまに寄せられたので、のがみさんは「ライブハウスのコップ皆こうしてた」と1枚のイラストにまとめました。コップを小脇に抱えながら拍手する派、声で称賛を送る派、一気飲みして空になったコップをポケットに入れる派……。そもそも鑑賞中はドリンクを持たないよう、バーカウンターで飲み干す派、ドリンク交換は終演後にやる派など、スタイルは実にさまざま。個人的にライブハウスで働いたことがあるんですが、確かにどれもこれもよく見かける光景です……!
イラストに対して「このやり方やってみます!」と参考になったという声もちらほら。他の人の解決法がわかってフムフムとなるだけでなく、ライブハウスという空間における人々の頭の中身がのぞけて楽しくなってしまうエッセイでした。
のがみさんはnoteで作品を公開している他、腸活ジャーナルサイト「ウントピ!」で4コマ漫画「まどろみ姉妹」を連載中です。
画像提供:のがみもゆこさん(@mogaminoyuko)
(黒木貴啓)
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