ブレーキなし、ギアなし、サスなし 100年前に作られたハーレー・ダビッドソンのレース用バイクが脳筋すぎる(1/2 ページ)

100年物のハーレー・ダビッドソン。

» 2018年08月10日 10時30分 公開
[haruYasy.ねとらぼ]

 アメリカンバイクの代名詞的な存在として、古くから多くのファンを得ているバイクメーカー「ハーレー・ダビッドソン」が、100年前に作ったレース用バイクが海外オークションに出品されています。

ハーレー・ダビッドソン 100年前 1915 レース ハーレー・ダビッドソンが1915年に作ったレース用バイクがオークションに出品される

 どっしりと構えたアメリカンバイクのイメージが根付いているハーレー・ダビッドソンですが、かつてはモーターサイクルレースで最速の座を目指して切磋琢磨していた時代がありました。

 1915年、ハーレー・ダビッドソンがボードトラックレースに出場することを想定して作ったのが、このオレンジ色のボディが鮮烈な印象を与える「HARLEY-DAVIDSON 11K BOARD TRACKER」です。

 すり鉢状のコースを周回するボードトラックレースのために作られたマシンということで、コースの特性を踏まえて「ブレーキなし、ギアなし、サスペンションなし」という徹底的に無駄を削ぎ落とした仕様となっています。

ハーレー・ダビッドソン 100年前 1915 レース 自転車の名残を感じられるレトロな姿

 今回オークションに出品されたHARLEY-DAVIDSON 11K BOARD TRACKERはレストア車となっており、1915年当時から残っているのはエンジンのみ。ほかのパーツはハーレー・ダビッドソンの博物館に展示されているものを参考に、タンクの形状やカラーリングなど、当時の姿を忠実に再現しているそうです。

ハーレー・ダビッドソン 100年前 1915 レース ハーレーの伝統的なVツインエンジンは当時のまま

 100年の時を刻んできたハーレー・ダビッドソン伝統のVツインエンジンはどのようなサウンドを奏でるのか。バイク好きとして死ぬまでに1度は耳にしたいものです。

 「HARLEY-DAVIDSON 11K BOARD TRACKER」は、海外のオークションサイト「MECUM」に出品されており、予想されている落札価格は5万から6万ドル(約666万円)となっています。

春山優花里@haruYasy.

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」