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» 2018年08月24日 14時00分 公開

「チケット購入アクセスの9割以上が転売目的のボット」 イープラス、悪質ボットの撃退に成功

うわあ……。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 チケット販売サイト「e+(イープラス)」が、悪質なボットによるアクセスをブロックするため、クラウドセキュリティー事業を手がけるアカマイの製品「Bot Manager Premier(BMP)」を導入しました。その結果、「チケット購入アクセスの9割以上が転売目的のボットによるものだった」という、恐ろしい事実が判明しています。


アカマイ クラウドセキュリティー事業を手がける米企業、アカマイの技術を導入

 転売目的のチケット買い占めは昨今社会問題となっており、同社も買い占めが疑われるアクセスに悩まされ、対策を進めていました。しかし自動化技術の進歩によりボットの手法は高度化しており、従来型の対策では対処できない状況。試行錯誤のなかで見出されたのがBMPでした。


ボット対策 BMPによるボット対策。アクセス時の入力のふるまいを見て、ボットと人を識別する

 BMPはアクセス時におけるキー入力などの操作から、ボットと人を識別する機能を搭載。イープラスでトライアルを実施しデータ解析を行ったところ、同社がそれまで把握していなかったボットのアクセスまで明らかになったといいます。

 十分な効果を得られると判断した同社は、BMPの導入を決定。直近の先行販売チケット発売日に30分間のアクセスログを分析したところ、チケット購入のアクセスのうち、ボットの閉める割合が9割以上と判明し、目に見えて効果を実感できたそうです。

 BMPの導入により、イープラスはボットによるアクセスをブロックし、買い占め問題が改善されたとしています。懸念されていた、正規ユーザーへの影響も報告されていないとのことです。


(沓澤真二)


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