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» 2018年08月26日 11時30分 公開

「わーい!」と打つとかわいい書体で表示 大日本印刷が文に込められた感情をフォントで表現する技術を開発

チャットツールに導入されたら、相手の意図が分かりやすくなるはず。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 チャットツールでは基本的に文字のみでコミュニケーションをとるため、相手の意図や気持ちを組み取りにくい面があります。大日本印刷がこの課題に対し、文の内容を解析してその感情に見合った書体で表示する「DNP感情表現フォントシステム」を開発しました。例えば「わーい!」と入力すると、システムが「楽しい」感情を読み取り、かわいらしい書体で表示します。


例 チャットツールへの導入を想定したイメージ。入力されたテキストをリアルタイムで解析し、その感情に合ったフォントで表示する

 システムは入力中の言葉や絵文字をリアルタイムで解析し、それらが持つ感情やイメージを、「安らぎ」や「おだやか」「怒り」など全12種類に分類。「喜び」ならポップに、「恐怖」ならおどろおどろしくと、文のイメージに合った書体に変換して表示します。


変換表 感情・イメージの分類と、対応するフォントの例。組み合わせはカスタマイズも可能とのこと

やばい 「やばい」のように多様な意味を持つ言葉は、添えられた絵文字を基準に判別

 同社は導入先のニーズに応じて、SNSやチャットbot、デジタルサイネージなどに対応した商品開発を進めています。今後は判別精度の向上と、ユーザーの嗜好に合わせた変換を実現していくとのことです。


(沓澤真二)


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