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» 2018年10月12日 13時15分 公開

資生堂、45年来の舞台用化粧品を生産終了 「売上が限られていたため」

愛用者から生産終了を惜しむ声が出ています。

[福田瑠千代,ねとらぼ]

 資生堂が販売する伝統的な舞台用化粧品が9月に生産終了になっていたことが分かりました。

資生堂、45年来の舞台用化粧品を生産終了 「売上が限られていたため」 生産が終了した「舞台用 化粧下地」(画像は公式通販「watashi+」より
資生堂、45年来の舞台用化粧品を生産終了 「売上が限られていたため」 水で溶いて使用する「紅」

 生産終了したのは「化粧下地」「練白粉」「粉白粉」「との粉」「紅」。歌舞伎俳優の市川笑野さんが10月11日、Twitterで「とても困っております!」「どの品も歌舞伎の化粧に必要な物で、粉白粉の白さや棒水紅の色の良さ使い易さは絶品です。伝統芸能を支える品物です!」と、生産終了を嘆く投稿をしたことで情報が拡散されました。


 化粧下地や白粉は1973年から45年にも渡り販売されていたもの。 ねとらぼ編集部が資生堂に問い合わせたところ、 生産終了の事実を認めた上で「長年のご愛用ありがとうございました」と、広報担当者。終了の理由については「売上が限られていたため」で、残念ながら生産再開の予定はないとのことでした。

資生堂、45年来の舞台用化粧品を生産終了 「売上が限られていたため」 各商品ページに発売日が記されています。「化粧下地」は1973年からのロングセラーでした

 現在公式通販では「との粉」の茶色だけ在庫が残っており、その他の商品については「完売しました」と表示されるようになっています。

資生堂、45年来の舞台用化粧品を生産終了 「売上が限られていたため」 販売開始日はそれぞれ「化粧下地」が1973年3月21日、「練白粉」が1973年3月21日、「粉白粉」が1973年3月21日、「との粉」が1974年11月21日、「紅」が2002年3月21日

 生産終了の報に対してTwitterでは、伝統芸能を支える立場としてなんとか製造を続けてほしいという意見がある一方、「採算度外視での製造を求めるのは無責任」と、資生堂の決定に理解を示す声も見られました。

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